パーキンソン病を声で診断するアルゴリズムを開発-3分ヒマのある人はその訓練に協力しよう

BBCの報道によると、今日(米国時間6/24)行われたTEDx Edinburghで数学者のMax Littleが、パーキンソン病を声で診断するプロジェクトを立ち上げた。パーキンソン病は神経系の難病で、片手のわずかな震えから始まり、徐々に進行することが多い。まだ有効な血液検査が存在しないので、早期発見が難しい厄介な疾病だ。しかしLittleによれば、人間の声には、四肢の動きと同様に、パーキンソン病の影響が現れるので、彼が開発したアルゴリズムは86%の精度で発病を診断できる。最近TEDのフェローになったLittleは今、アルゴリズムの精度の向上に取り組んでいる。彼は、2年後には医師のための実用ツールが完成する、と期待している。
今3分間ヒマのある人は、簡単な電話をして彼を手伝える。その自動応答システムは、いくつかの質問に答えることと、いくつかの文を繰り返すことを、あなたに求める。合衆国の番号(1-857-284-8035)のほかに、ブラジル、メキシコ、スペイン、アルゼンチン、カナダ、そしてイギリスの番号もある。
LittleのチームParkinson’s Voice Initiativeによると、これらの電話はシステムの訓練とアルゴリズムのテストに利用される。テストが臨床的精度にまで達したら、本格的な遠隔診断が可能になる。今目標にしているのは、約1万人の声で訓練とテストを行うことだ。
LittleがBBCに語ったところによると、人間専門家に置き換わることを目指しているのではなく、症状の経時的変化を示すデータの一部として、専門医に利用されることがねらいだ。


