各クラウドサービス(AWS, Windows Azure, Rackspace, …)とその使い方の費用比較を助けるCloud Express
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今年はクラウドが、企業のIT/コンピューティング分野でもホットな市場になると思われるが、Apptioが提供するCloud Expressは、クラウドとその管理コストを求め、あるいはそれらを各クラウドベンダごとに比較する業務を支援するサービスだ。
12月にローンチしたCloud Expressは、AWSやWindows Azure、Rackspaceなどを使っているデベロッパやDevOps管理者向けの無料のサービスだ。同社によると、とくにそのリコメンデーションエンジンが競合製品との差別化要因であり、たとえば顧客はそのパラメータを変えることによって、AWSのリザーブドインスタンスに関するリコメンデーションの違いを見ることができる。
Cloud Expressが提供するサービスの詳細は:
- パブリッククラウドの費用や利用データを収集分析して企業がクラウドサービスプロバイダに払う費用の最適化を助ける。
- 複数のクラウドベンダの発生費用を比較する。
- AWSリザーブドインスタンスは予約金を払うことによって料金割引が得られるサービスだ。Cloud Expressのユーザは、パラメータをいろいろ変えることによって、支払う予約金やそのほかの契約内容の違いに応じての、コストの違いを知ることができる。
- ユーザは比較機能を通じて、ダウンサイズすべき、あるいは契約をやめるべきサービスを判断できる。
このようなクラウドモニタリングの市場は、相当大きい。ApptioはCloudabilityなどと同じく、クラウドサービスの利用に伴う費用面の分析を行う。12月の同社の発表によると、同社はすでにユーザの総額2億5000万ドル相当のクラウド支出をモニタしている。この額は、6か月前に比べて倍以上だそうだ。NewVem(AWS利用最適化)などのサービスも同様の成長を見せているが、それはこのところクラウドを利用する企業が増加傾向にあり、しかもその費用分析等をビジュアルに見たいというニーズが大きいためだ。
このようなサービスの普及により、クラウドのユーザである企業がより意識的に賢く、クラウドインフラを使うようになると、市場は様変わりするだろう。ただしそれは、費用の側面だけではない。インフラの需要に応じて企業が業務を最適化していく能力の涵養も、そこには含まれる。AWSには、そのようなサービスもある。顧客企業がクラウドサービスをきめ細かく使いこなす名人になっていくにつれて、より適確なサービスを選択〜構成できるようになるはずだ。



