FacebookがOpen Compute ProjectでIntelと協働, データセンターの設計を一般公開へ

Facebookが今日(米国時間1/16)のOpen Compute Summitで、同社のデータセンターの、画像を保存する部分や、高可利用性と低電力消費を両立させている部分の設計を、これまで以上にオープンソース化する、と発表した。
このニュースのほかにも、今日は次のような一連の発表があった:
- シリコンフォトニクス: Intelは近未来のシリコンフォトニクス(silicon photonics)テクノロジのための設計を貢献している。それは100Gbpsの相互接続を可能とし、複数世代のプロセッサ生成にも対応可。
- “グループハグ”ボード: Facebookはマザーボード用の新しい共通スロットのアーキテクチャの仕様(ニックネーム: “グループハグ(Group Hug)”)を貢献している。完全にベンダ中立的なボードが作れ、最大で10のSOCに対応できる。
- 新しいSOC: AMDとApplied MicroとCalxedaとIntelがグループハグボードのサポートを発表。Applied Microは新デザインによる実機のデモを行った。
- 新会員: 10数社が新たに参加。その中にはストレージ指向のEMC、Fusion-io、Hitachi、Applied Micro、ARM、Sandiskなども含まれる。
Facebookは、一日あたり3億の画像を保存している。同社は、画像を保存するがアーカイビングはしない技術によって、ユーザが必要なときそれらに自由にアクセスできるための方法を、必要としている。
FacebookはOpenComputeの”Open Rack“を使って、写真用のコールドストレージラックを作った。その仕様が、今回一般公開され、誰でも利用できるようになった。
同社はまた、DragonStoneを貢献している。それは、低電力消費のデータベースサーバ、そのCPUボード、冗長電源など、“コールドデータ”ストレージのための設計仕様だ。DragonStoneは、スウェーデンのLuleaにあるFacebookのデータセンターで使われ、40%以上の効率アップを実現している。
さらにFacebookは、Winterfellを貢献している。これは、一つのラック上でサーバの台数を今よりも増やすための、新しいWebサーバの設計だ。
Facebookは、オープンなデータセンターデザインによるイノベーションを必要としている。イノベーションはFacebook自身からだけでなく、Intelのような伝統的な企業からももたらされる。たとえばIntelの場合は、上述のように、未曾有のレイテンシ特性を持つ100GBps接続性の、シリコンフォトニクス技術の仕様を一般公開している。


