Apple、TV番組の定期購読棚上げで、$1セールを試行
1月のイベント直前まで、AppleがTVネットワークとiTuneでの番組定期購読の交渉をしているという噂が飛び交った。もちろん、何も起こらなかった。報道によればCBSとABSは関心を示したが、他のネットワークが熱心ではなかったらしい。恐らくケーブル会社の反発を警戒してのことだろう。しかし、それでAppleが諦めたわけではない。
今日(米国時間2/10)付のFinancial Times紙の新情報によると、Appleは今年米国テレビ番組を$1で販売する試験を行うという。具体的にはiPadの発売時期に合わせて3~4月に新価格を開始するというもので、同紙がこの件に詳しい筋から聞いたとしている。現在AppleはiTunesを通じて、番組を$1.99(標準画質)または$2.99(HD画質)で販売している。$1という価格は標準画質に適用される模様であり、これはiPadで再生することを見込んでいる。
Appleおよび試行に参加するネットワーク各社は、価格を半分にすることによって売上がどう加速するかを注目することになる。間違いなくそうなるだろうが、これは一時的な解でしかない。AppleはiTunes経由で販売する番組を、何らかの形で定期購読させたいと考えている。そうなれば、業界を鉄拳で制し、ユーザーに法外な料金を課してボロ儲けしているあのケーブルテレビ会社たちに一撃を与えることができるので、私は全面的に観迎である。
しかも、テレビ番組を定期購読できるということは、常に全部を保存しておく必要がないという意味だ。現在、見たい番組全部をiTunesで買うのは現実的ではない。たとえお金があったとしても、保存に必要なスペースがたちまちハードディスクを圧迫してしまうからだ。これこそ、iTunesがクラウドに移行することが必然である理由だ。
Appleはこの発表以前から、テレビ番組の値引きの試験を行ってきた。例えば、ABCの「ロスト」の昨シーズン版を早期に購入すれば、通常$49.99のことをを$39.99でシーズンパスを買える。新価格の$1が、果たしてシーズンパスにどう影響するのかは明らかになっていないが、恐らくこれもずっと安くなるだろう。
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(翻訳:Nob Takahashi)


