位置情報サービスの主戦場になると予想されたSXSW終了。foursquareとGowallaの戦果をまとめてみよう
SXSWも全日程を終了した。foursquareとGowallaによる位置情報戦争を振り返ってみることにしたい。入手した情報のひとつによれば、双方ともに利用頻度の面では大幅に成績を伸ばしたようだ。両者相譲らぬ戦いを繰り広げていたらしい。この両者に対して、SXSWでの成果とAppleのApp Storeでフィーチャーされたことによる影響についてデータを公開してもらうようリクエストしてみた。
GigaOmも、SXSW Interactiveの5日間についてのデータを公開している。foursquareの方は新たに75,000人の利用者を獲得し、合計利用者数は600,000人となったとのことだ。こうした情報と、当事者双方からもらった情報をあわせてまとめておこう。
- foursquareでは、1日のチェックイン数が400,000件に近づいた日があった。週末に過去最高となる382,000チェックインを記録したのだ(foursquare全体での話)。先月に達成したばかりの記録では、週間チェックイン数が100万件というものだった。
- Gowallaの方はSXSW中に135,000件のチェックインを記録した。これはSXSWの行われたテキサス州オースチン周辺に限った件数だ。
- SXSWカンファレンスが行われている間、Gowallaを利用した人は5,800人程度にのぼった。カンファレンス全体の出席者が12,000人から15,000人くらいであったことを考えれば、かなりの高率であると言える。
- SXSWの期間中、Austin Convention Center、Hilton、Stubb’s BBQ、Driskill(ホテル)などではGowallaのチェックイン数が1,000回以上となっていた。ちなみに物議を醸したEV WilliamsのKeyノート講演のチェックイン数は600件だった。
- foursquareのここ10日間での登録者数は120,000人ほどとなっている(SXSW直前の10日間での登録者数は100,000人だとのことだった)。
- foursquareではチェックイン数のうち66%がiPhoneによるもの。メジャープラットフォームすべてにアプリケーションを提供する中、iPhoneがかくまで高率を保っているのには、もちろんApp Storeでのプロモーションも効いているのだろう。
- BlackBerry用アプリケーションの発表以降、foursquareでのBlackBerry率は上昇している。以前の11%から、現在は16%となっている。
- foursquareにおけるAndroidの利用率は若干低下している。iPhoneが高率を保っている以上、いずれかのプラットフォームがその影響でシェアを落とすことにはなるわけだ。先月の数値を見ると13%だったが、ここ10日では10%ということになっている。
- foursquareのモバイルウェブ版の利用者率についても大変動があった。各プラットフォーム向けアプリケーションが広まる中、一ヶ月前の7%から3%に低下している。
- Gowallaがコメントや画像を添付できる2.0版のアプリケーションを発表して以来、画像のアップロード数は40,000件にのぼっている。この機能はwebOS版およびAndroid版にも間もなく実装される見込みだとのこと。
AppleのApp Storeでのプロモーションによる影響についてのデータはない。SXSWで大いに成績を伸ばしている中、そのうちどれだけがAppleのプロモーションによるものかを見極めることはできないとのことだった。このプロモーションはいましばらく続けられるものと見られ、SXSW後の成長を支えていくことになるのだろう。
[photo: flickr/zhengxu]
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(翻訳:Maeda, H)


