モバイル端末によるインターネットデータ量は5年間で40倍増の見通し

iPhoneやAndroidといったスマートフォンがモバイルウェブの世界をリードしている。このような状況下、携帯電話ネットワークを流れるデータ量は今後5年で40倍に成長するだろうという見通しが発表された。発表したのはイギリスのCoda Research Consultancyという調査会社だ。発表によればアメリカ単独で見ても、現在の月間8ペタバイトから2015年には327ペタバイトに増加する見込みだとのこと。現在から毎年117%の成長率を続けていく見通しだ。
増加するデータの大半はモバイル機器によるウェブブラウジングによるものだ。中でもビデオ閲覧によるデータ量増加が見込まれるとのことだ。2015年までには、アメリカ国内における携帯情報端末によるデータ利用のうち68.5%がビデオ関連になるらしい(月間224ペタバイトとの見込みだ)。Codaの見通しによれば、アメリカ国内の携帯端末でインターネットを利用する人は5年以内に1憶5800万人となり、そのうち9500万人がビデオコンテンツを閲覧するようになるだろうとのこと。
通信キャリアが得る収益のうち87%(SMS使用料は除く)が、モバイルデータ通信からのものとなるだろうとも予測している。但しCodaの共同創立者のSteve Smithは、段階的な利用料金体系を用意しておかなければ、キャリア側はデータ需要に対応できなくなるだろうとも予測している。これまでデータ帯域を使いたいだけ使うスタイルに慣れた消費者には不評を買うことになるだろう。しかしキャリア側としては膨大なネットワーク設備増強費用をどこかから調達する必要がある。2012年には携帯電話の40%がスマートフォンとなり、キャリア側がネットワーク設備の増強を怠るのなら設備的な限界を迎えてしまうことになるだろうと予測している。
以下に、Codaがモバイルインターネット利用者や、スマートフォンと従来型携帯電話によるトラフィックの比較予想をした表を掲載しておく。
| 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mobile Internet users via handsets | 84M | 100M | 113M | 128M | 145M | 158M |
| Smartphone traffic as % of handset traffic | 79% | 90% | 95% | 97% | 98% | 98% |
| Feature phone traffic as % of handset traffic | 21% | 10% | 5% | 3% | 2% | 2% |
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)


