Googleにもマルウェアが混入することはある。ただし少なくとも誠実に対応しようとはしているようだ

Yahooはどうやら自社のRight Mediaの提供するYieldManager経由でマルウェアを配信(malvertisingと呼ばれる)することになってしまっても、自らの責任を認めるつもりはないようだ。この点ライバルのGoogleの方がまだ真摯な対応を見せている様子。

Googleは、Safe Browsingというサービスを実験的に提供している。これは、Googleが管理する膨大な数に及ぶウェブサイト全体について、マルウェアの混入をチェックするためのものだ。対象となるサイトにはGoogle.comも含まれている。実際、過去90日間で2度のマルウェア混入があったらしい。

Googleは昨年1月にインターネット全体をマルウェアと判定してしまったことがあった。今回の混入報告は当時のようなエラーではない。

同時期にはYahooもマルウェアの混入を許している。GoogleによればYahooでの混入回数はGoogleの3倍となっている。こちらでもTechCrunch.comやBing.comを確認してみたのだが、こちらについては疑わしい状況はなかったと報告された。つまりこれはGoogleのツールも100%の正確性をもつものではないことを示している。あるいはウェブ上に登録されているすべてをチェックするわけではないのかもしれない。Cnetで報じられたように、TechCrunchでも先月マルウェアの混入が確認されている。

正確にはわからないのだが、Safe Browsingは検索を実行した際Googleに表示されるコンテクスト広告からのリンクをチェックしているようだ。

ここ90日間にはSafe Browsingによって190,520ページがチェックされ、そのうち11ページで利用者の確認なしにマルウェアがダウンロードされインストールされたとのこと。本稿執筆時点の最新情報では、Google.comでマルウェアらしきコンテンツが直近で見つかったのは3月24日だとのことだ。

尚Googleは、最近Anti-Malvertising.comというサイトも開設している。これはインターネット利用者、ネットワーク運用者、ないしパブリッシャー向けにマルウェアに関する啓蒙を行うことを目的としているサイトだ。

(Hat tip to S. Gray)

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(翻訳:Maeda, H)