MicrosoftのSNS指向のケータイKin 1とKin 2がお披露目

今、Microsoftの新製品発表会でこの記事を書いてる。場所はサンフランシスコだ。そして今日(米国時間4/12)お披露目される製品は、それまでネット上で”Pink”と呼ばれていたプロジェクトから生まれた製品、今日正式に発表された製品名は”Kin”だ。

Kinって、何だ? それは噂どおりに、2種類のソーシャルネットワーク指向の携帯電話だ。その名はKin 1とKin 2(Dr. Seussの絵本に出てきそうな名前だね)。Kin 1はそれまで”Turtle”と呼ばれていたもので、手のひらサイズだが、スライド式の縦長のQWERTYキーボードと5Mpxのカメラ付きだ。Kin 2は”Pure”という名前で噂されていた機種で、スライド式の横長のQWERTYキーボードと8Mpxのカメラがある。対応キャリアはVerizonのみで、5月から使える。

写真は、入り次第、随時追加しよう。以下は、今のところ分かっていることのすべてだ。

これらの機種は、Microsoftが2008年にDangerを買収したことの成果だ。Microsoftの社員3人に話を聞いたが、それによるとWindows Phone 7は使われていない。Silverlightをベースとする、Kin専用のオリジナルのプラットホームだ。いわゆる“スマートフォン”でもない…Microsoftもそう呼んでいない。アプリケーションストアもないようだ。本誌が10月に予想したように、IMやカレンダーなど、人びとが一般的に期待するような機能がいくつかないみたい。電池寿命は、プロジェクトのリーダーの言い方では“1回の充電で週末を楽しく過ごせる”そうだ。

プラットホームの中心的な機能として、The LoopとThe Spotの2つがある。”The Loop”は、3つに分割されたホーム画面で、各分割画面の機能は(1)ニュースやSNSのフィード、(2)コンタクト(連絡先、アドレス帳)、(3)電話やブラウザなどにアクセス、となっている。SNSのコンタクトとしては、今現在、FacebookとMySpaceとWindows LiveとTwitterをサポートしている。”The Spot”は画面の下にある小さな円で、コンテンツをSNSで共有するときに使う。フィード(またはブラウザやテキスト)から何かを”The Spot”へドラッグして、さらにコンタクトやネットワークを指定すると、そのデータ(画像、テキスト、etc.)が共有される。

DangerのSidekickと同じように、画像でもビデオでもテキストでも、ユーザがデバイス上でやることはすべてクラウドへ同期化(sync, シンク)される。そのクラウドへのアクセスはブラウザからだから、完全にクロスプラットホームだ。

ユーザの画像やビデオなどをすべて時系列で見ることのできるそのサイトがKin.comで、容量の制限はなくWindows LiveのIDでアクセスする(このサイトは今すでにある)。共有、フィードなどの機能はほかのSNS等と同じだが、ただし容量が大きい。ブラウザから使えるMac用のシンククライアントがあり、音楽やメディアをシンクできる(つまりiTunes上のもの)。ただしZuneとはまったく無関係で、Zuneからは使えない。KinとZuneは、まったく別物だ。

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))