Facebookのダースベーダーがゲーム会社の首に手をかけた
体重200kgの殺し屋が、また一人子どもを絞め殺しながら、同時にポケットの中でランチ代を探っている様子を想像してほしい。そして彼は、みんな今でもすばらしい友だちだと終始実に冷静に話している。
これが、Facebookとの間の関係について主要ゲームパブリッシャーたちが今感じていることだ、と彼らは言っている。ほんのひと月ほど前まで、Facebookと彼らパブリッシャーとの間は、何もかも和気あいあいとしていた。FarmVilleをはじめとする何十ものゲームがどんどん伸び続け、毎日何十万人という新規ユーザーを、Facebookのノーティフィケーションなどのバイラル機能を通じて獲得してきた。パブリッシャーたちはそうしたユーザーを、好きなやり方で収益化することができた(実際こんな風に)。そして、その金の多くがFacebookに広告収入という形で戻ってきた。
そして、すべてが変わった。おそらくダースベーダーがキュートで愛すべきエルモの首を絞めている姿が、パブリッシャー視点で見たこの状況を最もよく表しているだろう。
昨秋Facebookは決断を下し、パブリッシャーに対してノーティフィケーションによるバイラルなゲームの宣伝は出来なくなることを通知した。この変更は去る3月に有効となった。伝え聞くところによると、新規ユーザー紹介の40%以上に相当するものだったという。
もちろんFacebookユーザーは、アプリケーションスパムの減少を喜んだ。しかし、Facebookとしては管理強化のために生け垣を刈り込んだだけのつもりだったかもしれないが、少々深く刈りすぎたかもしれない。ノーティフィケーション機能が使えなくなって以来、大規模ゲームは月間合計ユーザー数が平均10%減少しており、回復の兆しがない。
われわれは、allfacebookおよびAppDataによるFacebookソーシャルゲームトップ10の平均月間ユーザー数のデータを見直してみた。これらの統計値は昨夜収集されたものだが、すでにもう古い。Farmvilleはその後100万人以上のユーザーを失い、合計7640万人に減っている。先月だけでも、3000万ユーザーが重複を含めてこれらトップ10ゲームから離脱した。これは総合計の約10%にあたる。

これが絞殺部分だ。強奪部分はFacebookクレジットで、支払い総額の30%を税金として取り立てている。同社はゲームパブリッシャーに対して、Facebookクレジットを唯一の支払い手段にすることを受け入れるよう圧力をかけ始めた。パブリッシャーたちはFacebookクレジットに「憤慨して嫌悪感を抱いている」とある大型パブリッシャーの幹部の一人が言っている。しかし、表立って文句を言えないのはFacebookがあの手この手で陰湿に痛めつけてくるからだ。FacebookがPayPalを支払い手段の選択肢として認めたくないらしいという事実もまた、不満を高めている。パブリッシャーたちは、支払い総額はFacebookが上前をはなくても大きく落ちこむだろうと思っている。
以上のすべては、FacebookがパブリッシャーをFacebookプラットホームに縛りつける長期契約の現在進行中の交渉のほんの一幕にすぎない。情勢の変化や、パブリッシャーにとって次に起きることを知る術がないことを踏まえると、自分たち独自のルールを作るべくZyngaが独立プラットホームをスタートするのも不思議ではない。他社も近く同調するかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi)


