オンラインニュースの配信流通プラットフォームを構築するPublish2、狙うは「打倒、AP通信」

オンラインニュースを収集してまとめるサービスを展開しているPublish2がTechCrunch Disruptにて新たなサービスを発表した。そのサービスとはPublish2 News Exchangeと名付けられたもの。サービスの目的はAP通信にとってかわるという大それたものだ。
AP通信は加入料を支払う米国新聞社、ラジオおよびテレビ局による協同組合で、膨大な量のニュースや写真配信ネットワークを構成する。組合員以外でも配信を受け取ることはできる(もちろん高額な支払いが必要だ)。
Publish2は、このニュース配信業界の巨象に対して斧を振り上げようとしているわけだ。AP通信が非効率的独占を行っていると非難し、対抗するプラットフォームを立ち上げて、ウェブ上で無料で提供されている膨大な優良コンテンツ(自慢するわけではないが、Publish2は有料コンテンツの例としてTechCrunchを挙げてくれた)を新聞社やメディア企業が有効に活用できるようにしようというのが狙いだ。
AP通信という巨象を倒すには、これに完全に取って代わることのできるものを提供するのが肝心だとPublish2は考えている。Publish2はAPの「Craigslist化」を行って対抗したいという考えだ。
オープンで効率的なオルタナティブを提供することにより、AP通信の主な資金源を絶ち切って対抗しようと考えているのだ。
これまでの見聞によれば、パブリッシャーでもこのPublish2の考えに賛同するところはありそうだ。
尚Publish2は2008年3月に$2.75M(275万ドル)の資金を調達している。
経営陣をみてみると以前Atlantic MediaでDigital Strategy部門のDirectorやThe Atlanticでのパブリッシャーを務め、現在業界内に多くの読者を持つPublishing 2.0でEditor & Publisherを務めるScott Karpの名がある。またアドバイザー(Stowe Boyd、Dan Gillmor、David Cohn等)やボードメンバー(Robert Young、Kurt Johnson、Howard Weaver等)にも著名人を揃えている。
Publisher2によるオンラインコンテンツの無償提供によってAPを滅ぼし、そしてパブリッシャー達を生き延びさせそして反映させるという動きになるものだろうか。
私たちとしては応援することしかできない。目論見が成功するかどうか、いつものように時が証明するということになるのだろう。
(訳注:TechCrunch Disrupt会場におけるQ&Aについては原文を御覧下さい)
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(翻訳:Maeda, H)


