Apple、iPhoneの検索エンジンにBingを追加。Appleの将来展望のための布石だろうか?

他のニュースに埋もれてしまったかもしれないが、新しいiPhoneには新しい検索エンジンオプションも加わることとなった。加わるのはBingだ。この件で騒ぎが巻き起こったのは5月終わりのことだった。現在のところはiPhoneの検索エンジンはGoogleが標準で、設定でYahooに変更することができる。ここに「Bingを第三の選択肢として採用することとしました。標準がGoogleであるのは変わりません」ということになったわけだ(ジョブズ発言)。
モバイルの世界においてはGoogleとAppleの戦いは激しさを増している。両者の親しい関係はすでに過去のものとなった。「検索分野でマイクロソフトは素晴らしいプロダクトを生み出しました」とジョブズは持ち上げている。ただGoogleに成り代わって標準の地位を獲得するまでには至らなかったようだ。しかしこうして新しいオプションが加わることで、Googleにとっても標準検索エンジンの地位が未来永劫にわたって保証されているわけではないとプレッシャーをかけることにはなる。
ちなみにAppleがウェブ検索の分野に直接乗り出してくることはなさそうだ。しかし音声認識で動作するモバイル版バーチャルアシスタントのSiriの買収に$200M(2億ドル)を投じている。Siriの技術はまだ実用化の段階ではない。Appleが実用化に向けて努力する間には、従来の検索エンジンも携帯電話向けにさらに進化していくことだろう。この間、GoogleがBingとの覇権争いに巻き込まれることがAppleにとっての利益となる可能性もある。
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(翻訳:Maeda, H)


