Google、開発の主力を失うもChrome OSの出荷予定に変更はなし。「Googleには多くの才能豊かな人材がいる」
Chrome OSの主力アーキテクトであったMatthew PapakiposがGoogleを辞めてFacebookに移籍することは既に報じた。エンジニアリングチームに属するということ以外、Papakiposがどのような任にあたるのかまだ詳細は明らかになっていないが、ビッグニュースであることに間違いはない。Chrome OS開発を担う重要人物がその完成を前に、Googleの最も大きなライバルとなる可能性もある企業に転出したということだ。この件について、Googleはどのような反応を見せているのだろうか。
「GoogleおよびChrome OSに関するMattの功績は今さら言うまでもありません。次の職場でも良い仕事をすることになるのは間違いないでしょう。彼の今後の活躍を期待しています。尚、Chrome OSの開発には豊富な人材が携わっており、本年中にはChrome OS搭載デバイスを発表できる見込みです」というのがスポークスマンの発言だ。
つまり、GoogleにとってMatthew Papakiposの退社は痛手ではあるものの、年内リリース予定のChrome OSスケジュールに変更はないということだ。これはMatthew Papakipos本人のツイート内容からも伺える。曰く「Chrome OSとWebGLについては形になってきた。そろそろ手を離しても良さそうだ。そんなわけでFacebookに移籍する。Chrome OS開発チームの皆に幸あれ」。
但し、形になりつつあるとは言ってもリリースされたわけではない。ずっと主力として開発に携わってきたのに完成を待たずに去ってしまうというのは少々奇妙にも感じる。Facebookがとうてい断れないオファーを持ってきたということだろうか。
尚、Googleの言う「抱負な人材」(訳注:原文はbench of talent)という言葉も少々気になるところではある。直接的な表現ではないものの、GoogleはMatthew Papakiposも換えの効く人材であると言っているわけだ。おそらく言いたいのは強いバスケットボールチームのようなものだということなのだろう。スターを欠いても勝利し続けられると主張しているわけだ。
しかしそうは言っても、チャンピオンシップ獲得を狙うなら、やはりスタープレイヤーの存在は大きい。Facebookの方は徐々にスターを揃えつつある。
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(翻訳:Maeda, H)


