原油流出は石油ばかり出て封じ込めの名案が出ない(一部の案をビデオで見よう)

これまで、推計で8200万ガロンの原油がメキシコ湾に流出している。史上最大の原油流出事故を止めようとするBPの試みは、ことごとく失敗した。同社は、”ジャンクショット(junk shots)”、”トップキル(top kill)”、封じ込めドームなどさまざまな方法をトライし、油井に蓋(ふた)をして混乱を収拾する努力に、1日あたり1億ドルを費やしてきた。同社は、外部からのアイデアも募っている。

すべてのアイデアがBPに届いたかどうかは分からないが、多くの頭の良い人びとが、それぞれ独特の対策を提案している。以下、それらの、メキシコ湾大掃除アイデアのごく一部を、ビデオ付きでご紹介しよう。

原油を除去するアイデア

たとえば、俳優のケビン・コスナー(Kevin Costner)(ウォーターワールド(Waterworld)などに出演)は、原油と水を分離する装置を自分のお金で開発して、今試用している。集めた原油は、ふつうに原油として利用できる。

Mobius Technologiesは、石油を吸収する粉末を使ってケーキのような罠を作り、油の分子を捉える。同社によれば、その粉末を2週間ごとに100万ポンド提供でき、それにより25000バレルの原油を吸収できる。しかし原油の流出量は1日に10万バレルだから、この方法は重傷の人にバンドエイドを与えるようなものだ。もう一つの問題は、原油のしみたケーキをどうやって海面から回収するかだ。大量の船が、巨大な網じゃくしを引きずることになりそうだ。

Texas Techのファイバーテクトワイプ(Fibertect wipe)は、布を使って水面から原油を吸収し、できれば原油まみれの動物も救出する。でもこれまた、効果を上げるために必要な布の量が多すぎるし、海面を引きずるという方法にも疑問符が付く。

石油を食べるキノコ(Oyster Mushroom)を使って、海岸を清掃する案もある:

以上のアイデアは、清掃という点では希望がありそうだが、原油が噴出しているパイプに栓をすることができない。ネット上のフォーラム(掲示板)やメディアのサイトで、流出を止めるアイデアが議論されているが、次のような円錐形の装置をアニメで説明している人たちもいる:

液体窒素を使って原油を凍結すればパイプもふさげる、というアイデアもある:

コロラド州ボウルダーのFoundry GroupのBrad Feldは、映画「アポロ13( Apollo 13)」に出てくる名案(”フィルタを作ろう”)を、専門家はヒントにせよ、と言っている:

Feldの提案は、MITの秀才たちを集めて大規模なブレーンストーミングをする、というもの。

そしてそのMITにも、独自の案がある。たとえば昨日(米国時間6/28)ワシントンD.C.で開かれたTEDxOilSpill会議では、石油を食べる自動推進ロボットが提案された。もっと名案はないのかしら? X-Prizeコンペという賞は、超名案を考えついた環境のスーパーヒーローに300万ドルの賞金をくれる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))