Googleの画像検索の新デザイン–記者発表会の現場取材メモより

今日(米国時間7/20)サンフランシスコで行われた報道向け特別イベントで、Googleは検索エンジンの最新機能を披露した。会場のデコレーションを見ると、話題の中心が画像検索であることは明らかだ。Google画像検索のルックスが新しくなることは確実だが、ほかにも多くの発表がある。以下は、そのイベントのライブ取材だ。主要な話題別に、次のような記事も本誌は用意した:

アップデート: Googleの発表に関する本誌記事は、以下のとおり:

Google Image Search: Over 10 Billion Images, 1 Billion Pageviews A Day(画像数は100億以上、1日のページビューは10億)

Google Unveils Image Search Ads — Your Ads Now With Picture Thumbnails(画像検索の広告について)

Googleの検索製品とユーザ体験担当副社長Marissa Mayerが、ステージに立った。彼女によれば、今日はGoogle画像検索の日だ。画像検索サイトの1日のページビューは10億。人びとが画像検索を訪れる理由はさまざまだ: 買い物の参考、XXXってどんな形してる?、ファーストドッグ(First Dog, 大統領の飼い犬)見たい!、教育目的、本の挿絵探し、娯楽。

次は、検索製品担当ディレクターBen Lingがステージへ。彼曰く、Google画像検索の強みは量。2001年にベータで立ち上がったときは画像数が2億5000万、それが今では100億だ。2010年に検索数が急増した項目は、ハイチ、ケシャ、Justin Bieber、Nicki Minaj、Avatar(映画「アバター」)だ。

次はGoogle画像検索のプロダクトマネージャNate Smith。”Beach”(ビーチ、浜辺)を検索して、デモを見せた。いろんなタイプの画像が一斉に表示され、それらの中から選べる(クリップアート、線画、顔、などなど)。’Find Similar Images’(似た画像を選ぶ)で、元の画像に酷似した画像を見つけられる。彼は、鷲の写真でその機能をデモした。その次は豹。似た画像だけでなく、豹に関連した項目の検索もできる。

そのほかの人気機能: 色検索。’チューリップ’を、ピンクを指定して検索すると、まさにピンク色のチューリップが得られる。画像中にピンク色が多い画像ではなくて、写っているチューリップの花びらの色がピンクの画像を、とてもお利口なGoogle画像検索は取り出す。

これまでユーザに不評だったのは、サムネイルの画像をクリックして大きな画像を見ると、気に入らない。するとまた、サムネイル集のページに戻らなければならない。今日の発表では、その不便が解消された。まだまだ改良の余地はあるが、とにかく”今日は2001年以来、最大のGoogle Imagesのデザイン刷新である”とのこと。

検索結果は、テキストやリンクなしで画像だけが表示される。画面をスクロールしても、表示される画像のロードはとても速い。1ページに、最大で1000の画像が表示される。また、サムネイルの画像をクリックして出る大きな画像のプレビューには、これまでよりも詳しい情報が表示される。フレームを使わないので、多くの画像を素早く閲覧できる。

サムネイルの画像をクリックすると、何が起きるのか? 大きな画像と、それがあるWebサイトのプレビューが見られるのだ(以前の見づらいフレームはもうない)。

広告主向けの発表: Google Image Search Ads(Google画像検索広告)。今度からは、自分の画像を広告として画像検索に出せるのだ。

Q&A:
Q: 広告はどこに出るのか?
A: 結果のトップに出る。テキストも付く。

Q: フルサイズの画像を見せることに関して、公正使用(fair use)上の問題はないか?
A: われわれの実装は、公正使用の範囲内だと信じている。しかも、その画像のあるWebページも同時に表示されるから、便利なはずだ。

Q: 広告表示に利用されるクェリは全体の何パーセントぐらいか?
A: エンタテイメントや旅行、小売業など、いろいろなクェリが考えられる。発表できる数字は持ち合わせていない。
A: 数字が分かった。現在は約10%だ。今週はそれぐらいで推移するだろう。

Q: 広告が本来の検索結果を邪魔することはないか?
A: 広告はつねに、ページのトップの決まった場所に出る。広告であることが、誰にも分かる。

Q: なぜ今発表するのか?
A: これまでも広告はあったが、すべてテキスト広告だった。これからは画像を使える。

Q: テキスト広告に比べて料金は高くなるのか?
A: 広告効果も高くなると期待している。したがってテキスト広告より料金は高くしたい。
A: 当分、デスクトップだけだ。まず、最新のブラウザをサポートしたい(Chrome、Safari、Firefox 3.0+、IE8と7)。

Q: 日付(年など)は指定できるか?
A: 画像検索の日付指定はまだできないが、今後できるようにしたい。

Q: 本体のGoogle検索との関係は?
A: Google.comの新デザインは、良い結果をもたらした。左側の便利なナビゲーションバーによって、検索の総数も増えたようだ。

Q: 画像検索の対象を、画像広告だけに限定するオプションは?
A: 良いご提案だ。検討したい。

[そのほかの声]
インタフェイスの主体が縦スクロールなので、使いづらい。居場所が分かるためには、複数ページ方式のほうが良かったのではないか。また、画像の情報を前もって見られたほうが、有意義なスクロールができるのではないか。

Q: 通常のWeb検索も、スクロール方式になるのか?
A: それはおもしろいし、可能だ。ただし、画像の場合よりも使いづらいだろう。

旧バージョンでトップにあったフレームについてSmithは、それは前から社内でも不評だったと言った。でも、改作は、そう簡単ではなかった。

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[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))