問題のAndroid壁紙アプリケーション, どうやら無害のよう

昨日(きのう)(米国時間7/28)のBlack Hatセキュリティカンファレンスで、セキュリティ企業Lookoutが、すでに数百万回ダウンロードされたAndroid用の一見無害な壁紙アプリケーションが、テキストメッセージや閲覧履歴のようなユーザデータを中国のサーバに送っている、と告発した。ともかく、そう報じている記事がこれだ。ところが、それを重大なセキュリティ問題として報じたのは記者の勇み足だったようで、Lookout社は今日(米国時間7/29)同社のブログに、釈明記事を載せた。
その記事によると、何か疑わしいことが起きていることは事実だが、そのアプリケーションがアクセスしているデータは最初の報道のような機密データ(テキストメッセージや閲覧履歴)ではない。それらのアプリケーションが何かを送っているとしても、せいぜいユーザの会員ID程度のものだが、しかしLookoutのチームによれば、実際には、悪意ある行為の具体的な証拠は何もない、ということだ:
データには、そのデバイスの電話番号や、会員ID(IMSIなど)、現在入力されているボイスメールの番号などが含まれていた(技術的詳細は下記を見よ)。壁紙アプリケーションがこのようなデータを集めることはたしかにおかしいが、しかし悪意ある行為の証拠はない。過去にも、ほかのモバイルプラットホーム上で、とくに悪意のないデベロッパが、データを熱心に集めていたことがあった。
しかしGoogleは、”さらに調査するまでこのアプリケーションの配布を停止する”と言っている。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


