クリントン元大統領が新装のCauses/Birthday Wishを使って誕生日のチャリティーを展開
ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領は、彼の64歳の誕生日を、コロンビアにおける飢餓や合衆国における子どもたちの肥満症と戦うなど、今の世界をすこしでも良くするための、チャリティの機会にしたいと願っている。彼はそのために、Causesが提供しているBirthday Wish(誕生日の願い事)というサービスを利用することにした。ここを利用すると、自分の誕生日を記念して友だちなどからチャリティのための寄付を募ることが、わりと簡単にできるのだ。クリントンが自分の誕生日の願い事をお願いするのは、Facebook上の36万6000人のフレンドたちだ。Birthday Wishで願い事が共有された数としては、これまでで最大である。元大統領のような超トップクラスのセレブが使ったのもこれが初めてだ。彼の願い事は、ここで見つかる。
クリントンはタイミングが良かった。Causesの協同ファウンダJoe Greenによると、そのサービスは数週間前に改造して、Facebook Connectをより効果的に利用できるようにしたばかりだ。それまでは、Facebook CanvasアプリケーションからBirthday Wishを使っていた。それが今では、独立サイトbirthdays.causes.comで提供されている。Greenによれば、そうやって単独のWebサイトとして提供したほうが、ユーザが共有しやすいし、またそれまでのFacebookアプリケーションよりも、Connectのほうが柔軟性にすぐれている。
Greenは、いくつかのおもしろいデータも教えてくれた。このサービスがこれまでに集めた寄付金は650万ドル、うち500万ドルは昨年1年間のものだ。さらにすばらしいのは、願い事の効果が高いことだ。Greenによれば、願い事をする人がこのサービスのおすすめ事項を守れば、だいたい平均で100ドルは軽く集まる。ただし、感謝をする、途中経過報告をする、などのおすすめ事項を守らない人もいるので、願い事がうまくいかないケースも中にはある。
Greenによれば、Birthday Wishがうまくいっているのは主に、FacebookのNews Feedのヴァイラルな(viral, 口コミ的な)性質をうまく利用しているためと、わりと気軽に寄付ができる雰囲気があるためだ。フレンドたちに何度も寄付をお願いするのではなく、Birthday Wishでは、寄付をしてくれた人への感謝の言葉でアップデートをする。そうすると、それを読んだほかの人が、ついついその気になったりするのだ。
以下は、クリントンの願い事リスト(ウィッシュリスト)だ:
· コロンビアの栄養失調の児童生徒を10%減らす。
· マラウィの2万人の農民に道具類を贈る。
· 合衆国の貧困地域の小企業に対し5万時間/人ぶんの専門的支援を提供する。
· 合衆国の1万の学校の児童生徒とスタッフのための健康的な環境を作る。
· 大都市で照明に使われるエネルギーを今の70%に減らす。
· 世界中の人びとの生活を改善する。

〔訳注: causeという英語は、’大義’という言葉を知っている世代には説明しやすい。とにかく、causeとは、貧困撲滅、核兵器廃絶、児童虐待の解消、などなど、社会的にかつ普遍的に重要な目標〜目的のこと。いい日本語があったら、教えていただきたい。Causesの日本語サイトができるとしたら、まず言葉で、困ってしまいますね。〕
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


