SMSによるグループコミュニケーションを作り出すGroupMe, TechCrunch Disruptから生まれて事業化へ

今年の5月22日には、およそ300名のハッカーたちがニューヨークで行われたTechCrunch Disruptに集まり、カンファレンスが始まる前の1日半、ハッカソン*に熱中した。そしてそこから生まれたプロジェクトの少なくとも一つが、今では本格的に事業化され、一流の投資家たちからエンジェル資金を調達している。〔*: hackathon、マラソンとハッキングからの造語。長時間の缶詰め状態で行う即席開発〜プログラミング競争。〕

そのGroupMeが、今日(米国時間8/25)立ち上がる。何をするスタートアップか? SMSで、メーリングリストのようなグループを作るという、超単純なことをする。GroupMeのサイトへ行って、自分の携帯番号を入力する(今は合衆国国内のみ)。それだけでグループが作られ、グループの’代表電話番号’からこんなテキストメッセージが来る: “今あなたはGroupMeの上で新しいグループを作りました! では、#addで始まるリプライで、グループに加えたいお友だちの名前と番号を入れてください。”

さらにほかの人を加えたいときも、やはりその人の名前と番号をテキストメッセージで送る。メンバーの誰かが送ったテキストメッセージは、グループの全員に送られる。グループの休止、話題を変える、メンバーのリストを見る、などいろんなコマンドもある。

それだけではない。メンバーは誰でも、いつでも、グループの全員にグループ会議を呼びかけることができる。グループの番号にかけると、全員の電話が鳴る。

ハッカソンのスポンサーだったTwilioが、GroupMeのSMSと起呼を扱っている。今後は、Location Labsの協力を得て位置対応/プレゼンス機能も加える予定だ。

ファウンダは、Jared Hecht(元Tumblr)とSteve Martocci(元Gilt Groupe)の二人だ。

GroupMeは出だしからかなりおもしろいが、ファウンダたちの構想は大きい。Hecht曰く: “GroupMeはグループコミュニケーションのためのプラットホームとして、大きな可能性を持っている。今後は、もっといろいろな、おもしろい使い方が考えられる。たとえばMadison Square Garden(のような私企業)を#MSGコマンドでグループに招待したら、何が起きるだろう。ハッカソンのときには、グループに対する文脈広告をデモしたが、今後もその線で企業などに売り込みたい。便利なアプリケーション間通信や、グループ購入などにも応用できる。”

HechtとMartocciに、投資家たちはいち早く注目した。彼らは最近、Betaworks、SV Angel、First Round Capital、Lerer Venturesなど有名なエンジェルたちから$850,000(85万ドル)を調達した。

あのハッカソンの日の経験を語るファウンダたちのゲスト記事を、本誌に近く掲載する予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))