Ballmer(Microsoft CEO)のBは$Billion(10億ドル)のBだった

うーん、今週はSteve Ballmerにとって実り多い週だったようだ。
ロイター通信の報道によると、今日(米国時間11/5)までの三日間で、MicrosoftのCEOは、保有する同社の株を4930万株売った。株価は27ドルぐらいだから、売却で得た金額は約13億ドルだ。たった三日で13億は、すごいね。
しかも、それだけではない。Ballmerどうやら、年内に合計7500万株を売りたいらしい。今の株価で計算すると、総額は約20億ドルになる。
MicrosoftとBallmerがあわただしく声明したところによると、この大量の株式売却を深読みすべきではない。彼によればそれはあくまでも、”個人的な財務事情”である。しかし、世間がそれで納得するはずがない。たとえばThe Next Webは、こんな疑問を投じている: 今同社は、KinectおよびWindows Phoneという二つの目玉製品を、クリスマス休暇のショッピングシーズンをねらって発売したばかりなのに、なぜBallmerはこの時期にこれだけの株を売るのか? これらの新製品が同社の株価を押し上げると、彼は思っていないのか?
しかし、業績は絶好調だったにもかかわらず、同社の株価は過去10年間、低迷を続けた。2000年の11月には、株価は30ドル台だった。この期間の最高額は、今からちょうど3年前の37ドルである。最近の不況期には、15ドルという最低を記録した。2003年2月に同社は、株を分割した。
ライバルのAppleは、10年前の株価が7ドル、今は317ドルだ。
BallmerはCEOを辞める気か、と勘ぐる人たちもいる。業績は悪化していないにもかかわらず、彼の退陣を求める声は内野外野ともに少なくない。彼の在任中に、ライバルのAppleやGoogleがめざましく伸びたせいでもある。Ballmerはこの問題について、”弊社の新製品と、弊社の技術能力が人びとの生活を変えていく可能性を強く信じており、私はMicrosoftとその成功のために、今後も引き続き献身していく“、と声明した。
しかしもう一つの重要な懸案事項は、資本利得税だ。それは、今年度はほぼ据え置きだが、来年は上がる見通しだ。上がり幅は小さいが、今年度で切れるブッシュ時代の減税ぶんを計算に含めると、相当な増税になる可能性もある。10億ドルという単位であれば、それによって失う額も大きいから、彼は早めに、もっと有利な投資先を考えたのかもしれない。
このニュースの1か月前には、Ballmerの昨年度のボーナスが、規定の50%に減額されたことが報じられた。昨年度の同社の立派な業績にもかかわらず、モバイルやタブレットでの不調が、彼の本来なら100数十万ドルのボーナスを67万ドルに削ったのだ。でもそれは、今話題にしている額に比べたら、些細な金額だ。
それに、大量の売却にもかかわらず、Ballmerは依然としてBill Gatesに次ぐ同社の第二の大株主だ。Gatesが7%、Ballmerが4%強を保有している。単純計算では、Ballmerは100億ドル相当を保有していたことになる。そして今彼は、その大きな切り身一切れを、ゼニに換えようとしている。悪いやっちゃ、Ballmer。
[写真: flickr/orcnid]
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


