GoogleがNexus Sを宇宙(に近い上空)に送る

Googleは言うまでもなくAndroidにでっかい野望を託している。今ではそのモバイルOSは毎日新たに30万台のデバイス上で始動し、次のバージョンHoneycomb はiPadにも載る。でも、それでもまだ物足りなげなGoogleは、グリーンロボット(Androidのマスコット, 名前がDroid)を、まったく新しい市場に導入したいのだ。それは、人類にとって最後の未開拓地…宇宙だ。

と言うのは、まだ早すぎるかもしれない。Googleはまだドロイドくん(Droid)を描いた旗を月面に立てていない。しかし、気象観測気球を使って7つのNexus Sを地上10万フィートに送ることは、やってのけた。それぞれにいろんなセンサーが付いていて、過酷な条件での性能を調べるのだ。また、何台かにはカメラをくくりつけて、’打ち上げ’と’帰還’の様子をビデオで送信する。

動かすアプリケーションも、各機ごとに異なる。たとえばGoogle Mapsではその電話機の現在位置を地図に落とす(電話機の真下の地上の位置だが)。Sky Mapでは、宇宙へ行くときに星を実際に認識できるかを確認する。

電話機を上空へ運ぶとき使った装備について、Googleはこう説明している:

そもそもAndroidプラットホームにはしっかりした開発環境があり、Nexus Sは最初からさまざまなセンサーを内蔵している。この二つのことにより、今回のプロジェクトのためのアプリケーションも容易に作ることができた。類似のプロジェクトがほかにもいくつかあるので、どんなレベルの改造でもすぐできるように、オープンな環境を作った。次に、UCSCの学生Greg Kleinに手伝ってもらって、各機が空に持って行く’荷物’を準備した。荷物は、発泡スチロール性のクーラーボックスに入れた。それをナイロンの荷造り紐でしっかり縛り、レーダーの反射鏡とパラシュートを付け、そして最後に気象観測用気球を付けた。荷物としては、どの機も持っているのが、APRS送信機を高々度で機能するGPSに付けたものと、電池だ。そのほかの荷物は機によって違うが、一部には写真やビデオを撮るためのカメラを、それぞれ違う角度(上、下、水平など)で取り付けた。

得られたデータがおもしろい。GPSは6万フィートまで動作した。電話機はマイナス50度で機能した。こういうデータは、いつの日にかきっと役に立つだろうね。

そのほかのデータ:

最大速度: 139マイル/時
最大高度: 107,375フィート(30キロメートル, 20マイル)
最大上昇率: 5.44メートル/秒
平均飛行時間: 2時間40分
平均下降時間: 34分

宇宙の定義は実は地球から100キロメートル以上だが、これらの写真が撮られた場所は最高で33キロメートル上空だ。しかしそれでも、地表が球面であることは分かるから、相当高いと言えるね。

なお、携帯電話を気象観測気球で上空に送ったのは、Googleが初めてではない。ある親子(父と息子)が最近、iPhone 4でこれとよく似たことをしたが、試験項目はそんなに多くなかったようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))