Google、AndroidのSMSのバグに対応―早急にアップデートが出るもよう

先週、AndroidユーザーからデフォールトのSMSアプリに重大なバグがあるという報告が多数よせられた。このバグはSMSメッセージが指定した相手以外の宛先に送られてしまうというもののようだった。当然だが、こんなことが起きては大問題だ。またこのバグは数ヶ月前から報告されていたにもかかわらず、Googleはこれまでバグの存在を公式に認めておらず、当然修正もできていなかった。メディアに大きく取り上げられたせいで、Googleも態度を改め、このバグをレポートで「クリティカル」に指定した。また先ほどAndroidチームはこの問題に関する最新情報をブログで公開した。

結論からいえば、Googleは、SMSアプリの予期せぬ振る舞いという問題が極めて稀に発生するタイプの2つの別々のバグによるものであることを発見した。一つバグはユーザーがアプリをタップしたときに間違ったメッセージが表示されてしまうというもので、もう一つはメッセージが実際に間違った相手に送信されてしまうというものだった。幸いどちらのバグについてもパッチが開発ずみで近々公表されるという。

以下はGoogleのAndroidバグ・トラッカーの記事。

一部のユーザーで、Messagingアプリでメッセージをタップして開くと間違ったメッセージが表示されるという現象が起きることを発見されました。この現象がおきているユーザーの数は少ないと考えますが、このバグを修正したアップデートを近く提供します。メッセージが表示された後、送信ボタンをタップする前に正しいメッセージが表示されていることを確認するのが安全です。われわれがテストした結果ではMessagingアプリが完全にロードされる前にタップするとこのエラーが起きる確率が高くなるようです。すべての要素が完全にロードされるまで待ってから表示したいメッセージを選択することをお勧めします。

これとは別に、SMSメッセージが指定したのとは別の相手に送信されてしまうというバグも報告されていました。極めて稀な状況で発生するため、われわれがこのバグを再現するのにはある程度時間がかかりました。しかし、われわれはこのバグについても再現に成功し、バグ修正プログラムを開発することができました。これも近く公開されます。

これ以上問題は起きないものと考えますが、われわれは引き続きこうしたバグが引き起こされる状況がないかどうか調査を続けます。Androidの改良へのご協力を感謝します。

Nexus OneとNexus SについてはGoogleが無線網を経由した自動アップデートでバグ・フィックスの配布を行うものと見られる。他のデバイスのユーザーはそれぞれのメーカーがアップデートを発表するのを待つ必要がある(迅速に対応してもらいたいものだ)。その間、ユーザーはデフォールトのアプリ以外のSMSアプリを使うことを検討してもよいだろう。Handcent SMSは非常に人気の高いアプリだ。私自身はGoogle Voice(独自のSMS機能を内蔵している)を長いこと愛用している。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)