AWS(Amazon Web Services)がアプリの展開を半自動化するサービスElastic Beanstalkを無料で提供開始

Amazon.comのクラウドコンピューティング事業Amazon Web Servicesが今朝(米国時間1/19)、AWS Elastic Beanstalkというサービスの提供を発表した。サードパーティが作るAWSのクラウドアプリケーションの、配備と管理を簡素化することが目的だ。

AWS Elastic Beanstalkを利用してデベロッパが自分たちのアプリケーションをアップロードすると、あとはシステムが展開過程の細部…キャパシティの確保、ロードバランス(負荷均衡化)、スケーリングの自動化、ヘルス(システムの健康)監視など…を自動的に処理する。ただし、それらの処理を構成する要素はいつでも、デベロッパがアクセスして全面的にコントロールすることも可能である。

この発表の最良の部分は、その料金だ。つまりAEBを使っても、新たな料金は発生しない。顧客は、自分のアプリケーションを動かすために必要なAWSのリソースに関してのみ、料金を払う。

Elastic BeanstalkがAWSのそのほかのサービス…Amazon EC2、Amazon S3、Amazon Simple Notification Service、Elastic Load Balancing、 Auto-Scalingなど…を利用していることは、言うまでもなく明らかだ。詳細は、FAQやドキュメンテーションを見ていただきたい。

Elastic Beanstalkの最初のリリースはJavaデベロッパ用で、ソフトウェアスタックとしてApache Tomcatを使っている。AWSによれば、それにより、デベロッパが今後アプリケーションをどこかへ移動したくなったときに、ポータビリティの問題で悩む可能性が低くなる(Tomcatはほとんど至る所で提供/利用されているので)。

ただし今後は、Tomcat以外の複数の開発スタックもサポートし、Java以外の言語もサポートしていく。

AWSによれば、目下ソリューションプロバイダたちと協力してAPIの整備と、サービス内容の一層の充実のための作業に取り組んでいる。

Engine YardのCEO John Dillonが、プレスリリースで次のように述べている:

“AWSと協力してElastic BeanstalkのRuby on Rails用コンテナの制作を進めている。それは最適化されたEngine Yardのスタックを利用し、何千もの高成長企業でこれまで使われてきた実績を生かす。”

Amazon Web Servicesは、アプリケーションコンテナやpaas(platform-as-a-service)のソリューションが数多くあることは認めるが、既存のそれらは必要とされるプログラミング努力を軽減するだけでなく、それによってデベロッパの柔軟性やコントロールを大幅に制約する、と批判している。

さあ今度は、デベロッパが何かを言う番だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))