Nintendo 3DSついにベールを脱ぐ―米国出荷は3月27日、価格は249ドル

最初にグッドニュースから。Nintendo’s 3DSがアメリカ市場に出荷されるのは 2011年3月27日、価格は$249と発表された。予測されていた$299よりは安くなったが、現行の一番高いGameBoyよりもさらに$70高い。3DSには充電台、2GBのSDカードが同梱される。北米に提供される色はコスモスブラックとアクアブルーの2色。これは日本も同様。

3DSはNintendo DSiの次世代機だ。外形寸法は同一で、下画面はタッチスクリーンが採用されているのも同じ。上画面が話題の裸眼(メガネなし)3Dだ。伝統的な4方向キーの上にアナログなスライドパッドが用意されている。上画面のサイズは10%拡大された。3DSはDS、DSIと下位互換性がある。ただしもちろんそうしたソフトは「退屈な」2Dでしか表示されない。またBlackberry風の通信状態を表示する「おしらせランプ」が装備されている。

ゲームだ! ゲームだ! ゲームだ!

ニューヨークで開催された3DSのプレスカンファレンスで、Nintendo of Americaの社長、COOのReggie Fils-Aimeは3DSのローンチ時に十分な数のゲームがサポートされると述べた。Pilotwings Resort、Nintendogs + Catsteeldriverが3DSと同時に出荷される。その後、Zelda、Ocarina of Time 3D、 Kid Icarus UprisingDead or Alive DimensionsPro Evolution Soccer 2011 3D、新しい3D Maddenゲーム、Super Street Fighter IV 3D等々がリリースされる予定だ。3DSの出荷から6月に開催されるE3ゲーム・カンファレンスまでの立ち上げ期間に30以上のゲームタイトルが発表されるという。

カートリッジは廃止された。いや廃止ではないが、Nintendo eショップは3Dのゲームタイトルをサポートする。またGame Boyのタイトルもダウンロードできる。新しいゲームもやがてeショップに登場する。またこのストアでは新作のデモや予告編も公開される。

3DSは単なるゲーム・マシンではない。このポータブルシステムでは、3Dビデオの再生ができる。外向きに2基のカメラが設置されており、3D写真の撮影と表示が可能だ。内側にもカメラがあり、プレイヤーの動作を撮影して、MiiMakerアプリを使ってMiiのカスタマイズができる。またモーションセンサーとジャイロセンサーを内蔵しており、ユーザーの動作をモニタできる。またインターネットブラウザを内蔵していることも発表された。本体にはタッチスクリーンの下にホームボタンが用意されている。Nintendoがこのデバイスをゲームマシン以上のものにしようとしている意欲が感じられる。

経緯

2010年3月23日、Nintendoは(まだそう名付けられていなかったが)3DSを開発していることを突然、非公式に認めた。どうやら、情報のリークがあってNintendoも認めざるを得なくなったらしい。 Nintendoが実機を公開したのは 2010年6月のE3カンファレンスだった。プレスカンファレンスでは美人のモデルがデモを持ってパレードした。われわれもほんのちょっとだけマシンに触ることができたが、内蔵されていたのは、本物のゲームではなく、3D技術のデモ用映像だけだった。

その後、日本市場向けの3DSの出荷時期と価格が明かされた。しかし日本での出荷が2月26日なら、世界市場への登場は3月中になるだろうと予測されていた。今回この予測が裏付けられた形だ。

さてこれからどうなるのか?

3DSの$249という価格は決して安くはない。しかしNintendoは最近ヒットを続けている。Wiiは飛ぶように売れているし、DSの人気はジャスティン・ビーバーより高いくらいだ。もちろんだからと言って、3DSも必ずヒットするという保証にはならないが。

日本からの報告では、一部のユーザーは3Dスクリーンを見ているうちに気分が悪くなったという。私自身の経験では昨年のE3カンファレンスで一部のデモが3Dに見えなかった。それに全般に価格が高い。3DSは次のVirtualBoyになるだろうか? それは皆さん(と皆さんの子供)の反応にかかっている。

〔CrunchGearの以下の記事も参照。Nintendo 3DS Spy Report, Part 2: Hands-On With Zelda, Super Street Fighter IV & More(ビデオあり) 〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01