Quoraがユーザの質を判定するアルゴリズム(仮称)PeopleRankを開発中–劣悪コンテンツ撲滅のため

Q&AサイトQuoraの爆発的な成長は、今では誰もが知っている。今の月間ユニークビジター数は16万4000だが(2010年12月のcomScoreの数字)、ある情報筋によると、ユーザ数は4か月ごとに倍増しているという。このような急成長に伴う欠陥は、コンテンツの劣化だ(Yahoo Answersにもある問題)。協同ファウンダのCharlie Cheeverがそれとなくほのめかしたところによると、対策はすでに考えているそうだが、今日(米国時間1/21)彼は‘Scaling Up.’と題するブログ記事で、さらに詳しく述べている。
Cheeverによれば、Quoraは現在、新しいユーザを支援し、大量に流入するコンテンツをコントロールし、サイトを適正にスケールアップしていくための新しいプロジェクトをいくつか手がけている。彼が言及しているいちばんおもしろいプロジェクトは、ユーザの質を判定するアルゴリズムの開発だ。これは一般的に言っても、きわめて斬新な技術開発と言えるだろう。Cheeverはこう書いている:
ユーザの質を判定するアルゴリズムを開発中だ。GoogleのPageRankにやや似ているアルゴリズムだが、人間とWebページは違うし、またQuoraの上にある情報と一般的にWeb上にある情報は違う。だから、Webページの質と人間ユーザの質は、同じ問題ではない。このアルゴリズムを利用して、各ユーザに何をフィードすべきか、いつ通知を送るべきか、答の格付けをどうすべきか、などを決めていきたい。
これは相当大型の開発課題だが、Quoraがサイト上の人とコンテンツを格付けするためのPageRankふうの技術を開発するのは、完全に理にかなっている。PageRankは、Googleの協同ファウンダLarry PageとSergey Brinが開発したリンク分析アルゴリズムで、Googleの検索の技術基盤だ。
Cheeverによれば、Quoraは目下、サイト上に登場するコンテンツを多くのユーザが評価できるための仕組み作りにも取り組んでいる。つまり、Quoraのモデレーション(内容調整)を不特定多数のユーザにやってもらうのだ。彼曰く: Quoraのユーザが下す判断は、おおむね良質だ。だから、’叡智はユーザにあり’と言えるだろう。今の準備的段階の感触としては、とても将来性のあるやり方だと思える。
さらにCheeverによれば、Quoraのスケールアップのためには教育が重要である。教育により、新しいユーザたちがQuoraの本質や特質をよく理解してくれれば、彼らがサイトに加えるコンテンツの質も向上する。たとえば、Quoraは、新人ユーザが質問をする前に、クイズ形式のチュートリアルを提供しているが、Cheeverによれば、それによって、同サイトのガイドラインや方針を逸脱した質問が激減した。
また、サイトを改良し成長を適度に減速するための方策にも取り組んでいる。
Quoraが、PageRankならぬ‘PeopleRank’アルゴリズムを、スケーラビリティのあるアルゴリズムとして開発できたら、一般的な技術開発としても相当重要な事件だ。そしてその特許を持つQuoraは、より魅力的な買収ターゲットになるだろう。
PeopleRankという言葉を造語したShervin Pishevarに感謝。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


