宣戦布告:Google、iPad(The Daily)イベントにぶつけてHoneycombイベントを開催
微妙な時期に企業のイベントが開催されたりすると、そのタイミングが偶然なのかそれとも狙ってのことなのかを問うてみたくなる。もちろんたいていの場合は「偶然です」とか、「他社の重大イベントと重なるなんて全く知らなかった」なんていう返答が戻ってくる。もちろんそういう回答は広報部のものとしては当然のことだ。
それはともかく2月2日の件だ。先週早々にNews Corp.とAppleはプレス向けの招待状を送った。iPad用アプリケーションのThe Dailyを披露するためのイベントを行うとのことだ。そして週末になると、今度はGoogleから最新版Android(Honeycomb)を披露するイベントの招待が届いた。このOSはタブレットを意識したものだ。そして狙ったのか偶然なのか、両方のイベントは同じ日に行われるのだ。
両イベントはアメリカ大陸の両端で行われる(News Corp.およびAppleは元々はベイエリアでの開催を考えていたという話もある)。また、iPadのイベントはAndroidのイベントよりも少々早い時間に行われることになっている(かたや午前8時で、もう一方は午前10時だ。但しいずれも太平洋標準時)。ただそうした違いは大事ではない。このイベント開催日に、どちらがより大きなニュースになるのかというのが大事な点だ。タイミングとしては、AndroidがiPad陣営に戦争をしかけた格好だ。
上に述べたように、イベントは時間こそ違え同日に大陸の両端で行われる。双方の招待状を入手したジャーナリストも両方に参加するということはできない。Googleの方は親切にもYouTubeでストリーミングを行う予定ではある(News Corp.およびAppleは、ほぼ間違いなく行わない)。それでも両方のイベントをひとりでカバーするのは難しいだろう。どちらかを選ばざるを得ないということになる。
Android側の発表まで、2月3日はiPad関連のニュースばかりが大きく取り上げられる日となる予定だった。しかしここにAndroid陣営が割って入ってきた格好だ。また、iPad 2が発表されるだろうという直前になって、Android陣営がデモを行うことも決して狙いのないことではないだろう。
全面戦争の始まりということになるのだろうか。
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(翻訳:Maeda, H)


