iPadがモバイルコンピュータ市場を独占している限りAppleは好きなことができる

Appleが昨日(米国時間2/15)発表したiPad/iPhone向けの新しいデジタル・コンテンツの講読モデルが成功するかどうかについて激しい議論が行われているが、ここ重要な点を一つ指摘しておきたい。

タブレット・コンピュータに関する限り、Appleの販売台数は圧倒的だ。iPadをモバイル・コンピュータと分類した場合、昨年第4四半期にAppleはHPを抜いて最大のメーカーとなった(出荷台数ベース)。NPDのDisplaySearchによると、Appleは第4四半期に合計1020万台のノートパソコンとiPadを出荷しており、これは全モバイル・コンピュータ市場の17.2%に相当する。同時期のHPのシェアは15.6%だった(以下Acer、Dell、Toshibaが続いた)。

Appleは昨年第3四半期に300万台、第4四半期に730万台のiPadを出荷している。つまりモバイル・コンピュータ市場でトップの座を獲得した主要な要因はiPadだ(iPadとノートパソコンはカテゴリーが違うという意見もあるだろうが、どちらもコンピュータであり、モバイル環境で利用される点は同じだ)。

この圧倒的な勢力を見れば、Appleが今回のような強気の販売条件をパブリッシャーに突きつけるのもうなずける。パブリッシャーは30%の手数料その他Appleの要求する不利な条件に永遠に従うか、それとももっとも急速に拡大しているデジタル・コンテンツの市場を全く失うか、という困難な選択を付きつけられている。

記憶を新たにするためにMary Meekerのいつもながら説得力のあるスライドを再掲しておこう。iPad、iPhone、iPodの発売開始後3ヶ月間の販売台数累計を比較したグラフだ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)