検索エンジンをMicrosoftに売ったBarney Pellの次の事業は月着陸船を作るMoon Express–NASAも支援

検索エンジン企業をMicrosoftに売った人が、その次の事業として月着陸船を作る企業を立ち上げるなんて、だれもが奇異に感じるだろう。でも、PowersetのCEO Barney Pellは、まさにそれをやった。彼は2008年にPowersetをMicrosoftに$100M(1億ドル)で売った。彼は今もそこで仕事をしているが、このほど、商用の月着陸用宇宙船を作ることを計画しているMoon Expressの協同ファウンダになった。
そのほかのファウンダはCEOのRobert Richardsと、なぜか分からないがNaveen Jainだ。Naveenがどうやって宇宙をネタに人をだますつもりか、想像もつかないが、でも彼のことだから、やり方を見つけるだろう。
Jainのことは、しばらく置いておこう(Pellとは彼がいかがわしい人物であることについて何時間も議論した)。Moon Expressそのものは、大胆で独創的な企業だ。同社は、NASAが選んだInovative Lunar Demonstrations Data(ILDD)プロジェクトの3000万ドルの補助金をもらう6社の一つだ。しかも、すでに補助金の一部を受け取った企業は、同社も含めて3社しかない。
同社の目標は、“精密で信頼性の高い輸送機”を作り、今後の月の研究開発に役立てることだ。月へ行き、標本等を積んで安全に地球に帰還する任務を、長期間こなせることを目指す。
Pellによれば、月の商用開発は近未来に可能になるだろう、という。とくに地球では希少で燃料電池の触媒として重要なプラチナなど、鉱物資源に期待がある。”まあこの会社は、鉱夫にシャベルを売る会社さ”、と彼は言う。NASAからの資金のほかにGoogleのLunar X Prizeも、市場開拓の間の資金不足を補う。
まるでSFみたいだが、同じくシリコンバレーの夢想家Elon Muskが創業したSpace Xもそうだ。というより、まさにSpace XのFalcon 9が、Moon Expressの月着陸船のロケットとして使われるかもしれない。
試験飛行は2013年の予定。資金は集まったそうだが、額と出所をPellは明かさない。もうすこし経つと、いろんな情報が出回るのではないだろうか。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


