Yahooの製品責任者、躍進するInstagramを見て曰く「初期のFlickrのようだ」

テクノロジー評論家たちは、InstagramとFlickを比較するのが好きだ。どちらもその絶頂期に、写真共有で多くの興奮とコミュニティーを生み出した(Instagramは今まさに最高の瞬間を迎えているところ)。

いずれも、その時の時代精神となるテクノロジー概念をうまく利用している/いた。Flickrはタグ付けと、メールアドレスによる写真のアップロードを活用し、InstrgramはiPhoneカメラやTwitter、そして写真をフィルター加工することで新奇な価値を付加する流行に乗った。いずれも驚くほどの人気を経験したが、一方の影響力は、他方の台頭と共に衰退しつつある。

Quoraでの質問「なぜFlickrは、Instagramやpicplzが成功しているモバイル写真の市場機会を逃がしたのですか?」に答えて、元FlickrアーキテクトのKellan Elliott-McCreaは、両社を「イノベーションのジレンマ」の両対極にあると説明した。即ち、動きが鈍く破壊的イノベーションが起きつつある市場を無視したマーケットリーダーが、挑戦者に取って代わられた。

そして今度は、Yahooの現ゲーム製品責任者で、Yahooに6年以上在籍しているGreg Cohnもまた、両社を比較してこんなツイートを流した。「今のInstagramは初期のFlickrのようだ」。

Cohnに詳しく尋ねたところ、要点は実に明快だった:Instagramが6ヵ月で300万人のユーザーを集め、iOSのアップデートの度に「チルト・シフト」などの斬新な機能を加えるところは、初期の(Butterfield時代の)Flickrのイノベーションを思い出させる。

そして、20日前に思いつきのようにFacebookとTwitterのソーシャル共有ボタンを追加したFlickrは、Yahooの官僚機構に押しつぶされていないだろうか。今のFlickrと、Yahooに買収される前との違いについて尋ねたところ、あるFlickrパワーユーザーがこう指摘した、「初期のFlickrは実に革新的だった。今のような動きの鈍さや停滞などなかった。まるで、そう、今のInstagramみたいだった」

Instagramが同じ轍を踏まないことを祈るばかりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)