Google Earth Builder: 企業やお役所は地理/地図データをクラウド上で簡便に処理できる

Google MapsとGoogle Earthは、とても人気の高い消費者製品で、Google Earthはこれまでに7億回以上ダウンロードされ、Google Mapsは、クロスプラットホームな地図アプリケーションとしては世界でもっとも人気のある製品の一つになっている。今日(米国時間4/20)Googleは、この二つの地図製品の機能を組み合わせた大企業向けのアプリケーションGoogle Earth Builderを発表した。

この製品を使ってユーザは、地理空間データをGoogleのクラウドにアップロードし、処理し、保存できる。政府の省庁や環境企業などには大量の地理データがあるが、利用できる状態に整理されているものは少ない。地理データの組織化や分類などができる専用ソフトは以前からあるが、今回Googleがその世界に進出するのは、これらのお役所や企業も、これからは、MapsとEarthをクラウド上で利用したほうが楽である、と信ずるからだ。

Google Earth Builderのユーザは、実際にはGoogle MapsとGoogle Earth使って地図データの共有と公開を行う。地図データベースなどの専門技術は要らない、とこの検索巨人は言う。このアプリケーションの中では、MapsとEarthを使えるだけでなく、画像や道路、関心点などを加えてデータを充実できる。また、クラウド上のアプリケーションなので、豊富なリアルタイム機能を利用できる(伸縮、詳細分析、ストレージの拡大、バックアップ、追加機能の迅速な導入、など)。

Googleのブログ記事は、企業によって多様な使い方がある、と言っている:

お手持ちのデータが数テラバイトの画像であっても、あるいはわずかなベースマップレイヤであっても、それらのデータから複数のマップレイヤを作れます。たとえば人口統計データのシェープファイル、世界中の顧客の所在を示すスプレッドシート、新たな開発のために最近取得した画像のファイルなど。またマップレイヤを弊社独自の画像ベースマップや道路データ、Google Street View、Terrain View、Directionsなどと組み合わせて次の最善のストア位置を見つけることもできます。

オーストラリアの巨大エネルギー企業Ergon Energyは今、Google Earth Builderを使って地理空間データの共有と管理を行っている。Googleの期待は、今後ますます多くの企業や政府省庁が、この製品を使って地図/地理データをクラウド上で扱ったほうが便利だ、と気づいてくれること。Google Earth Builderの一般公開は、2011年の第三四半期の予定だ。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))