Google I/O:企業向けにChromebooksノートパソコンを1ユーザー月28ドルで提供へ

Google I/Oカンファレンスでプロダクト担当副社長、Sundar PichaiはChrome OSベースの独自ノートパソコン、Chromebooksには企業向けバージョンも提供されることを明らかにした。
Pichaiによると、現在、IT企業の50%以上が誕生以来すでに10年が経過し、2014年にはサポートが打ち切られる予定のWindows XPを利用しているという。さらに社員の多くが会社の内外でノートパソコンを利用するようになったため企業内ファイアーウォールがシステム管理者やCIOにとって頭痛の種になるケースがますます増えている。
これに対してPichaiは次のように強調した。「多くの企業でOSのバージョンアップは非常にコストのかかる作業となる。ユーザーのほとんどはノートパソコンを使っている。ユーザーはノートパソコンを企業のファイアーウォールの内外で利用するため、IT管理者、CIOには困難な課題となる。こうした問題を解決するため、次第にクラウド化への移行が進みつつある」
Pichaiによれば、Googleはこうした問題に対処するため、企業向けChromebooksを提供する。これは企業のニーズに対応できるようデザインされたソフトウェアとハードウェアが一体となったパッケージだ。
Google開発にあたって、CitrixとVMWareと提携してChromebooks向けビジネス・ソフトウェアを用意した。またJason’sDeliやOrlando市役所などの組織でテストを繰り返してきた。
利用料金は1ユーザーあたり1ヶ月28ドルが予定されている。料金にはハードウェア、複数ユーザーが利用出来るウェブコンソール、ハードウェアの故障の場合の代替品の提供を含むサポート、自動アップデートなどがすべて含まれる。Search Engine Landの取材によればGoogleは3年契約で、3年後に更新を更新した際にはハードウェアが最新の製品にアップグレードされるモデルを考えているという。
ビジネス向けChromebooksは6月15日から7カ国〔アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリー〕で提供が開始される。Googleが1ユーザーあたり1ヶ月20ドルで提供する学生向けChromebooksもほぼ同様のパッケージとなる。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)


