Nielsen調査:話題沸騰の中、米国でタブレット保有する人の割合は全体の5%

ご存知のように、多くのメーカーがタブレット戦線に参入してきている。こうした様子をみて、タブレットは大流行していて、携帯電話のようなユビキタスマシンとして普及しつつあると考えている人も多いのではなかろうか。しかしNielsenによれば、それは思い違いであるとのことだ。調査を行った12,000人のアメリカ人で、タブレットマシンを持っていたのはほんの5%に過ぎないというのだ。

さらに、イギリスに拠点をおくTMT ResearchのPaul Leeによれば、アメリカほどの市場規模を持たないイギリスにおいては、タブレット所有者は60人に1人(1.7%)に過ぎないとのことだ。昨年のiPad以来、周囲は大騒ぎの状況であり、まさかこのような状態にあるとは思いもしなかった人も多いのではなかろうか。所有台数はワイヤレスデバイスのカテゴリにおいても非常に低く、導入率(rate of adoption)の面で見ても低率となっている。

ただ、これがタブレットメーカーにとって完全に悪い話なのかというとそうでもない。少なくともApple以外のタブレットメーカーにとっては「良い話」だととらえることもできる。すなわち、Nielsenによれば現状のタブレット市場ではAppleが80%のシェアを握っている。アメリカ人の5%しかタブレットを所有しておらず、そのうちの大半はiPad所有者だということになる。これを逆に考えれば95%にのぼるのアメリカ人は、魅力的なタブレットの登場を待ちわびていると考えることもできるわけだ。

ちなみにタブレットを所有する5%の人々は広告業界からもメディアプロデューサーからも優良ターゲットとして注目されている。平均的にみて、タブレット所有者は全体と比較してより多くの本を読み、たくさんの映画を観る傾向があるそうだ。また広告に対する反応も好意的であることが多いらしい。スマートフォンや他の携帯端末を利用している人と比較しても、広告を見た後に購買行動に移る傾向が高いそうだ。

[via MocoNews]

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(翻訳:Maeda, H)