2年前、Twitterがある機能を削除した ― つい最近復活したあれだ
先週の木曜日(米国時間5/26)、Twitterがちょっとした新機能を公開し、かなりの好評を得た(*1)。要するに、他のユーザーがTwitterで見ているのと同じものを、誰でも見られるようになった。例えば、私のプロフィールの「フォローしている人」リンクをクリックすると、私がフォローしている人たちの(公開)ツイートすべてを含むメインツイートストリームを見られる。こいつはいい。しかし、実はこれ、新しくも何ともない。
【*1 訳注:日本語版のコメント欄は不評の方が多かった】
実際、Twitterはこの機能を2年前に導入していた。当時本誌はこの件を軽く紹介しただけだったが、2009年6月に私は、なぜTwitterがこの機能を削除したかを説明するブログ記事があることを知らされた。Twitterステータスブログの2009年6月4日の記事から引用する。
最近われわれは、ユーザープロフィールから「With Friends」タブを削除する変更を行った。理由は、このタブが比較的稀にしか使われていないこと、およびシステムにとって負担が大きいためである。
確かに。Twitter自身の基準に照らせばこの機能は「比較的稀にしか使用」されていなかった。そして、当時彼らの重負荷だったサーバー店貴重なCPU時間を費していた。
ではなぜ、今復活させたのか。
第一に、まちがいなくTwitterは主なスケーリング問題を克服した。たしかに時にはダウンもするが、2年前のあの悪夢とは比べものにならない。毎日のように何時間もサービスがダウンしたり、メイン機能を守るために一部の機能が停止されたりした。「With Friends」などの機能もそれに含まれていた。結局、これは犠牲となった多くの機能の一つだった。他にも、tweet-to-IM、タイムラインの自動更新、さらには追跡機能などがあった。
当時はこうした問題のために、頑強なソーシャルグラフの構築は、後回しにされていた。しかし、新規ユーザーは問題なく獲得できるものの、継続的に使い続けさせる方法が必要となっている今、ソーシャルグラフは最重要課題の一つである。「Who To Follow」(おすすめユーザー)などの機能は効果的であり、復活した「See What I See」も助けになるはずだ。新規ユーザーにとって、フォローすべき興味深いユーザーのフィードを見ることは、Twitterが何であるかを知るためのセルフチュートリアルのようなものだ。
この機能がかなり深いところに埋められていることを考えると(プロフィールをクリックしてから「フォローしている人」リンクをクリックする ― あるいはドロップダウンを使う)、今でもおそらく「比較的稀にしか使用されない」であろう。しかし、いずれTwitterは、新規(あるいはログオフしていた)ユーザーのメインページで、もっとこれを目立たせる方法を思い付くだろうと私は予想している。「シャッフル」機能を入れたのも、おそらくそのためだ。
そして、繰り返しになるが、もはやこの機能はTwitterの機能を損う心配がないのだから、入れない理由がない。そして、2年前の約束を果たすことにもなる。
上に挙げたTwitterのブログ記事が書かれた主な理由は、Twitterがこの機能を何も言わずに削除したことが一部ユーザーの怒りを買ったからだった(具体的にはRSSフィード機能を使ってツイートをフォローしているユーザーがいた)。Twitterはこう返答している。
いずれまたこれらのフィードを利用できるようにしたいと考えている。しかし、システム安定のためには、現時点での復活は困難である。事前にもっとよく説明しておくべきであり、この問題を予測しておくべきでもあった。これについて大変申し訳なく思っている。信頼性のある安定したシステムを全員に提供することが、われわれにとって最優先事項である。
2年後、任務は完了した。ただし、RSSフィード部分を除いて。しかし、今さら誰がRSSフィードを使うだろうか。Twitterこそそのためにあるのだから。
生き延びるために機能を削るのではなく、旧機能を復活させられる立場にTwitterがいることは喜ばしい。
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(翻訳:Nob Takahashi)


