Google Earthとコロンビア大学が協力して北米大陸よりも広い海域の海底地図を作成

水曜日(米国時間6/8)は、国連のWorld Oceans Day(世界海洋デー)だった。“海洋に関して国際社会が直面している課題への関心を全世界的に高める”ことが、その制定の目的とされている。
その精神に則り、Google Earthをはじめ10あまりの研究機関がデータと人材と技術を寄せ合い、海底地形の高解像度のマップを作った。その作業を指揮したのはコロンビア大学のLamont-Doherty Earth Observatory(Lamont-Doherty地球観測所)で、ここが、Global Multi-Resolution Topography(GMRT)など、20年近くにわたる500回の洋上調査から得られたデータを提供した。
彼らが作った対話的なトポロジーマップは、北米大陸よりも広い範囲の海底を描いている。このような視覚化により科学者たちは、地震、津波とその予兆、火山の噴火、沿岸および深海域における海面高の変化、台風の発生、汚染物質の拡散などの自然災害や人災をより正しく理解できる。このプロジェクトに参加したU.S. National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA)のWebサイトに、そう書かれている。
Lamont-Doherty Earth ObservatoryのWebサイトは、今回の海底マップ作成から得られた研究成果を、次のように説明している:
“…科学者たちは多くのことを学んだ。たとえば研究者たちは、地震によって海底地形に生じた陥没や地滑りの跡を見ることができる。そのような、海底における地形のずれは、今年日本で起き、2004年にスマトラを襲ったような、津波災害の引き金になりうる。画像がきわめて鮮明なので、科学者たちは、合衆国-カナダの西部沿岸地域をはじめ、さまざまな海域におけるリスクを評価できる。マップは中央海嶺における海底火山の噴火も鮮明にとらえており、それは科学者たちが地球上の火山噴火を理解するための一助となる。火山噴火はその大半が、海底で、人知れず生じているのである。”
World Oceans Day 2011でGoogle Earthによる海底地図作成プロジェクトに参加した、そのほかの研究機関は: Monterey Bay Aquarium Research Institute、Scripps Institution of Oceanography、University of Hawaii、University of New Hampshire、University of Washington、U.S. Coast Guard、U.S. Navy、Woods Hole Oceanographic Institution、Leibniz Institute of Marine Sciences(University of Kiel)、Hydrographic and Oceanographic Service(Chilean Navy)である。
このプロジェクトで、地図化された海底の面積は一挙に、これまでの倍に増えたが、しかしGoogleの推計ではそれでもまだ、世界の海底のわずか5%が地図化されているにすぎない。だから、われわれの「目の楽しみ」は、今後もっともっとあるわけだ!
[MotherjonesのJulia Whittyに感謝。]
ブログGoogle Lat Longに、プロジェクトの詳細説明がある。また、下のビデオでは、海面下26000フィートにある海底火山や海嶺、海底山脈などを、ちょっとツアーすることができる。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


