Development As A Serviceプラットフォームを提供するCloud9がAccelおよびAtlassian Softwareから550万ドルを調達
アプリケーション開発環境をDevelopment as a Service(DaaS)の形で提供しているCloud9 IDEがシリーズAにて550万ドルを調達した。出資したのはAccel Partnersおよびソフトウェアプロダクトの開発を行なっているAtlassian Softwareだ。
Cloud9 IDEはAjax.orgから生まれる形でサービスの提供を行い始めた。同社サービスの主目的は、Javacript開発者のためのIDEを提供することだ(Javascriptを生んだBrendan Eichがアドバイザとして就任している)。設立は2010年で、開発環境はクラウドベースで提供されている。この開発環境を利用して、遠隔地のウェブないしモバイル開発者たちがいつでもどこでも共同作業を行うことができる。プラットフォームで利用しているのはNodeJSフレームワークで、HTML5、Python、Ruby、およびPHPもサポートしている。
Cloud9の利用を始めると特定のURLが割り当てられ、簡単にプロジェクトをスタートすることができる。クライアント側には何もインストールする必要もなく、コードをシェアしたり、世界中の共同開発者たちと一緒に開発を行っていくことができる。現在世界中で30,000の開発者ソフトウェア開発および共同作業のためにがCloud9を利用している。今年の3月にサービスを開始したことを考えればなかなかの数字だ。
プラットフォームはブラウザ上で動作し、データはクラウド上に保管される。プロジェクト開発メンバーがどこにいようとも、クラウド上でプログラムの実行、デバッグ、デプロイを行うことができる。またメジャーなプログラミング言語におけるシンタックスチェック機能も付いている。コードを複数人で同時並行的に開発していったり、プログラムを実行してリアルタイムでコード分析を行うこともできる。またGitHub、Bitbucket、およびJoyentを利用することも可能だ。Cloud9には無料版と、月額15ドルのプレミアム版が用意されている。
ところで、Accelがインフラ部分を担う企業に投資したがっていることはよくわかるが、Atlassianが投資したことは少々驚きでもある。同社にとっては最初の投資で、実はAtlassianは1年前にAccelから6000万ドルの出資を受けている。
AtlassianのCEO兼共同ファウンダーであるScott Farquharは、Cloud9はAtlassianの開発ソフトウェアを補完するプラットフォームと成り得ると語っている。ちなみにAtlassianの開発ツールでは、プロダクトの設計、プランニング、開発、ローンチ作業を行うことができる。プロダクトにはJIRA(Issue tracker)およびConfluence(コンテンツの共同開発)ツールが含まれている。AtlassianのプロダクトはFacebook、Zynga、Cisco、およびAdobeなど、世界中で20,000以上のカスタマーによって利用されている。
Cloud9は今回調達資金を多言語対応、プラットフォームの充実、クラウド/モバイル向けSDKの開発に充てるとのこと。またアムステルダムにおける開発チームの拡充およびサンフランシスコでの米国本社設立にも役立てる予定だとのことだ。
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(翻訳:Maeda, H)


