Microsoftの大胆な動き: タブレット競争に勝てないなら, それがないことにしよう

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夕べ(米国時間9/12)Windows 8のプロトタイプを見たとき、いちばんおもしろいと思ったのは、Windows 8製品がすべてPCであることだった。デスクトップのWindows 8は? PCだ。タッチスクリーンのラップトップ上のWindows 8は? PCだ。ARMのスレート(==タブレット)上のWindows 8は? それもPCだ。Windows 8のコードがその上にあるものは何でもPC、そして電話をかけられるものは何でもWindows Phoneだ。

10年前、Microsoftはタブレット一色だった。数年間Microsoftはタブレットを売ろうと努力し、みじめな失敗のあと、ギブアップした。なぜか? 同社はWindowsをスレートに無理やり詰め込み、それをタブレットと呼んだが、当時は、斜陽のPDAと新興のスマートフォンの挟み撃ちに遭い、Microsoftは苦闘の数年を経たあと、放棄した。

そして今日(こんにち)、Microsoftはたいへんな回り道を経て、タブレットビジネスから抜け出した。もう、Windowsタブレットというものはないのだ。あるのは、Windows PCのみ。フォームファクター(形状、サイズ)については、世間がそれをどう呼ぼうと勝手だ。Microsoftはやっと自分のボールを拾って、自分の家へ帰ろうとしているのだ。

たしかに、ぼくが試した”タブレット”ではWindowsが動き、その上にMetroがボルトでとめられている(Gruberは、このビデオを思い出したそうだ)。でもそれらの位置づけは、すばらしいと同時に大胆だとぼくは思う。過去2年あまり、人びとはWindows”タブレット”を求めてきた。そして今、彼らが手にするものはPCだ。

Microsoftが言いたいのは、ハードウェアの違いはどうでもいい、ということだ。そしてぼくの期待は、その言葉がそのまま、売り方にも反映することだ。つまり、もう、Windows 8 Professionalはない、Windows 8 Gamerはない、Windows 8 Homeはない、そしてWindows 8 Drunkard(酔っぱらい)も店頭で売られていない、ということ。しかし、Windows 8 Tablet Editionはどうだろう?

でも結局、これらはマーケティングの問題だ。しかし、このたびの大転換のあとに、今さら”Windows Horizontal Slate Experience 2012″はないだろう。もう、これからのMicrosoftは、何が何でもPCに固執する、と。そう、Appleがコマーシャルで”I’m a Mac/I’m a PC”とからかうのなら、Microsoftは”I’m a PC”と居直って、自らのテリトリを深く探求したほうがよい。今は彼らの周辺にも本物の競争があるのだから、自分にしかないコンピューティングスペースをしっかり確保すべきだ。勝つためには、それしかない。

このようなマーケティング戦略の結果を云々するのはまだ早すぎるが、Microsoftが今明瞭に打ち出しているのは、”ポストPC時代”を望まないということだ。なぜなら、ポストPCはポストMicrosoftになってしまうから。自分たちの製品を何と呼ぶべきか? それは、人びとが前からそう呼んでいるものを、そのまま使うのが、ベストの戦略に決まっている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))