IBM、今季ホリデーシーズンのモバイルトラフィックは倍以上に伸びると予測

ibmIBMのCoremetrics Benchmarkが、これから本番を迎える今年のホリデーシーズンにおけるオンラインショッピング動向についてのレポートを発表した。これによれば今ホリデーシーズンは、モバイルデバイスによる売り上げが2倍以上に伸びるだろうとのことだ。

まず11月には、小売店のウェブサイトにアクセスする人のうち、過去最高となる15%の人がモバイルデバイスを利用してアクセスすることになると予想されている。これを踏まえ、同期オンライン販売による総売上も昨年比で12%から15%の伸びになるだろうと想定されている。

またレポートによれば、小売店サイトにログインした人の11%近くがモバイルデバイスを利用していたとのこと。これは2010年10月と比べて4.2%の伸びとなっている。また、売上に占めるモバイル利用者の割合も伸び続けており、2011年10月は9.6%となって2010年10月比で3.4%の伸びを示している。

モバイルショッピングの分野におけるAndroid利用者の増加も今後に期待が集まる要因となっている。Android利用者は大いに増え、最近はiPhone利用者と同程度にショッピングでも利用されるようになってきている。2011年10月のデータでは、iPhone利用者が4%を占める中、Androidの方も3.5%を占めるにいたっている。iPadもホリデーシーズンの購入媒体として大きな役割を果たすだろうと期待されている。10月においても、モバイルデバイス全体でのコンバージョンレートが3.6%であったのに対し、iPadは6.8%という数値を示している。

またレポートでは、モバイル利用者のバウンスレートの高さも指摘されている。全体のバウンスレートが37.3%であるのに対し、モバイル利用者の場合はこれが44.2%に達している。これは何を買うという目的を明確にもってアクセスしているということを示すのかもしれない。

Facebookを中心とした、「ソーシャル」からの影響も見逃せない。10月のコンバージョンレートを見ると、ソーシャルメディア経由で小売サイトを訪問した人の場合は9.2%が実際に買い物をしていることがわかる。昨年通してみた場合、この数値も5.5%に留まっていた。

さまざまなデータから、今年のホリデーシーズンにおけるモバイル端末の果たす役割の大きさに注目が集まっているところだ。

[原文へ]

(翻訳:Maeda, H)