デジタル写真を絵葉書にしてくれるSincerely、300万ドルを調達してホリデー用プロダクトも準備中

sincereley1iCloudやGoogle+などのサービスが一般化するにつれ、モバイルデバイス上の写真は簡単にウェブ上で利用できるようになった。ただ、こうしてあちこちを流通するようになった写真も、デジタルはデジタルのままで使われることが多い。しかしまだまだ冷蔵庫に貼っておけるようなステッカー写真や絵葉書などの人気も高いのだ。

と、そこで登場してくるのがSincerelyだ。低価格でリアル・ワールドな絵葉書を作成して送るというサービスを展開している。そして最近になって、Spark CapitalのリードするシリーズAにて300万ドルの資金を調達した。この投資を機にSpark CapitalのBijan Sabetが取締役に就任した。今回の投資には他にも強力な布陣が揃っている。すなわちFirst Round Capital、Charles River Ventures、SV Angel、Chamath Palihapitiya、Drew Houston、Paul Buchheit、Adam Smith、Ariel Poler、Shan Sinha、およびPaul Freedmanといった顔ぶれだ。

ちなみにSincerlyはこれまでに3つのプロダクトを発表している。まず最初のものはPostagramだ。AndroidおよびiPhone用のアプリケーションで、携帯電話で撮った写真をすぐに絵葉書として友人や家族に送れるというサービスだ。2番目のプロダクトはSincerely Shipで、iOS系開発者向けのライブラリプロダクトだ。ライブラリを利用することで、Postgram風機能を簡単にアプリケーションで実装することができるようになっている。

そして1番新しく発表されたのはSincerely Inkというサービスだ。自分で撮影した写真を使って、プロのデザインした40種類のテンプレートに貼りつけてホリデーカードを作ることができるというサービスだ。ホリデーカードの利用料は郵送料込みで1ドル69セントからということになっている。5×7インチのポストカードに印刷して郵送される。このアプリケーションはまだリリースされてはいないが、www.sincerely.com/inkから登録しておくことで、利用可能になれば通知をもらうことができるようになっている。

ご存知のように、Sincerelyには巨大な競合が存在する。もちろんAppleのことだ。同社が発表したiOS用アプリケーションのCardsもやはり友人や家族にグリーティングカードを送ることのできるサービスとなっている。但し、Appleが提示する額ははるかに高価ではある。アメリカ国内に住む人に送る場合が2ドル99セントで、外国に送る場合には4ドル99セントという価格だ。Postagramの方は、絵葉書の場合が99セント、グリーティングカードの方が1ドル69セントとなっている。


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(翻訳:Maeda, H)