iPadで楽しくギターを学べるゲーム, WildChords

根っからのリズムゲームジャンキーなので、Ovelinの新作WildChordsはぼくのために作られたようなアプリだ。Guitar Heroとギター教則アプリを足して二で割ったようなWildChordsは、初心者にギターの弾き方を教えてくれるんだけど、面倒な理論はいっさい抜きだから取っつきやすい。
プレーヤーは、アフロヘアーのギタリストになって、町にたくさんいる意地悪な動物たちを、音楽の力でおとなしくしていく。このゲームでやることは二つ…コードの弾き方を学ぶことと、フレットボード上の音符のパターンの弾き方をおぼえること。
ゲームのやり方はGuitar Heroに似ていて、画面を横にスクロールしていくコードや音符を次々と弾いていく。最初はうそみたいにやさしい(ただギターを弾くだけ)が、だんだん難しくなる。レベルが上がると、バックグラウンドで鳴っている、聞いたことがあるような音楽に合わせて、コードを弾かなければならない。
WildChordsの目的はギターのお勉強なので、コードや音符の弾き方の上達度を教えてくれる。それは、最初に思ったほどいい加減ではなくて、このアプリの音認識機能は意外なほど正確だ。Eマイナーのコードを弾くべきとき、Eメージャーを弾くとアプリは黙っているが、シカトしてCを弾くと、だめと言われる。iPadをつねに携帯しているギタリストなら、チューナーがとても良くできていることを、嬉しく思うだろう。音符を弾くレベルですぐにぶっ飛ぶ理由が最初は分からなかったが、実は、ぼくのギターのチューニングが狂っているのであった。
というわけでWildChordsのできばえには感心するが、欠点もいくつかある。まず、一つのレベルをクリアした直後に、突然フリーズすることがときどきある。それまでの苦労が帳消しになるので、困る。めったにないことだし、この不具合の再現の仕方も分からないが、まあ、覚悟していたほうがいい。
それと、WildChordsはギターの練習アプリとしては、あくまでも初心者レベルであること。音楽の理論も学びたい人には、向いていない。WildChordsは、伝統的な教え方では初心者がめげてしまう部分を全部おろ抜いて、 初心者がすぐ音を出せるようにしながら、楽しく教えてくれる。楽しく、の部分が、重要だね。
たとえば最初の数レベルをクリアすると、フレットボードの上で動き回ったり、コードからコードへとジャンプしていくことが、けっこうできるようになり、ごきげんな気分になる。これまでの初心者の勉強の仕方には、こういう”気分の良さ”が、欠けていたと思う(ぼくの場合もそうだったが)。グラフィクスが子どもっぽいので、あなたのうちにいる、おちびミュージシャンにはぴったりのアプリだ。また、優れたチューナー機能は、ギタリストの必携のツールとも言えるだろう。
WildChordsは、iOSのApp Storeで無料で入手できる。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


