iPhoneで人気の自動360度パノラマ撮影アプリ、Occipitalの360 PanoramaがAndroidに登場

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Androidのファンに朗報だ。iOSの世界のキラー・アプリの一つ、360 PanoramaがAndroidにやって来た! このアプリのデベロッパー、Occipitalは2008 TechStarsの卒業生で、バーコード・スキャナのRed Laser(eBayに売却)の開発元としても知られている。

このアプリは最初のAndroid向けリアルタイム・パノラマ写真撮影アプリだ。Android Marketにアップされている他のパノラマ・アプリは手動で撮影した多数の写真を継ぎ合わせる方式だ。これに対し360Panoramaではユーザーは単にAndroid携帯をぐるりとあたりに向けるだけでよい。

360 Panoramaに馴染みがない読者のために説明しておくと、これは360度のパノラマが撮影できるアプリとしてはもっとも操作が簡単なものだ。ユーザーはアプリを立ち上げて、カメラを周囲にパンさせるだけでよい。撮影されたパノラマはメールに添付したりFacebookやTwitterで共有したりできる。

iOSデバイスですでにこのOccipitalのアプリを利用しているユーザーは、最高の写真アプリの一つだということをすでに実感しているだろう。幸いなことに、iOSからAndroidに乗り換えたユーザーも従来の360Panoramaのログイン情報で利用を継続できる。

Android版の機能は基本的には従来のiOS版と同様だ。ただし、いくつかの違いがある。Androidユーザーは保存したパノラマ写真のリストをアプリ内から見ることができる(iOSにはまだこの機能がない)。もう一つ、現在のAndroidアプリはジャイロセンサーをまったく使っていないので、無地の壁などをパンするのは避けた方がよい(アプリがもっと安定してから、次のアップデート、V1.1でジャイロのサポートを行う予定)。

ところで、このアプリの開発には興味ふかいエピソードがある。2008年にOccipitalがこのアプリの開発を始めたが、パフォーマンスが出ないという理由で一時Android版の開発を中止していた。当時、共同ファウンダーのJeff Powersはこう書いている。

iPhoneのObjective-CとAndroidのJavaでは比較にならない。Objective-Cの方がちょうど100倍速い。ただメモリー・アロケーションまで含んでこのスピードになるかどうかはっきりしないので、もう少し控えめにObjective-Cはシンプルなループの場合Dalvik JVMより 50倍速い、と言っておこう。現実のアプリはシンプルなループばかり使っているわけではないから、現実のアプリのAndroid版がiPhone版より50倍遅いということには必ずしもならない。しかし他の条件が同一ならやはりAndroid版は遅いし、場合によっては甚だしく遅いこともある。

そういうわけで、当面、残念ながらAndroid版の開発を中断し、iPhone版の開発に切り替えざるを得ない。Androidのパフォーマンスの改善には今後も常に注目していく。

現在になってやっとAndroidもこうしたアプリをサポートできるまでになったようだ。「NDKとOpen GLのおかげで、やっとAndroidOSへのわれわれのアプリの移植が可能になった」とPowersは説明する。

Ice Cream Sandwich(Android 4.0)のデフォールトのカメラアプリにはパノラマ機能が組み込まれているが、360 Panoramaアプリは過去2年間に製造されたほとんどすべてのAndroidデバイス(Gingerbread Android 2.3以降)で作動する。

アプリは99セント。購入はこちらから。occipital.com/360/app.

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+)