楽しげな七面鳥やロボットの下のアイコンに注目―G+が ドゥードルにG+ボタンを表示し始めた

Google Doodle G+ Share Button Final

Googleの今日の感謝祭向けドゥードルは大人気だったようだ。アメリカ向けにはカスタマイズできる七面鳥、ヨーロッパ向けにはスタニスワフ・レムを記念した動くロボットがプレゼントされた。しかし注目すべきなのは、七面鳥やロボットの下にG+ボタンが表示されていた点だ。

Googleは一番目立ち、一番簡単にアクセスでき、大量のクチコミが期待できる場所にGoogle+への参加を呼びかけるボタンを設置した。おそらく将来のドゥードルでもこれは繰り返されるのだろう。

Googleのドゥードルはアルゴリズムの巨人のイメージを多少とも人間臭くする上で大きな効果を挙げてきた。検索エンジンのマーケティング・ツールであるとはいえ、今は亡きロックスター、発明家、世界のさまざまな指導者などを記念したドゥードルの表示はGoogleにも心があることを示してきた。今回のG+共有ボタンの追加によってGoogleはドゥードルをGoogle+への登録勧誘の有力な手段に仕立てた。

Googleはできるだけ多数の登録者を必要とする。それはGoogleのユーザー・アイデンティティーについての長期戦略に基づく。Googleにとってユーザーが登録してくれさえすればよいので、必ずしもGoogle+上で活発に活動し続けてくれなくてもよいのだ。このソーシャル機能に登録してくれれば、ユーザーのプロフィールを作成し、その後のウェブ上での活動をモニタして蓄積していくことができる。最終的にはこの情報が強力なターゲット広告を生み出すことになるわけだ。Google+のローンチは静かに行われたが、Googleは今後、ますます登録勧誘の努力を強めていくだろう。

DoodleのG+ボタンとはうまいことを考えたものだ。簡単な上になぜG+に参加するべきなのかの動機づけにもなっている。もちろんドゥードルを共有するならドゥードルの画像を開いてリンクをコピーすればよい。しかしG+ボタンを押すと、すでに必要な情報がすべて入力ずみの共有窓が現れる。「まだ加入していないなら、この際加入してみてはいかが?」というわけだ。七面鳥だろうとロボットだろうとGoogle+なら簡単かつ即座に共有できるますよ…。しかも他のウェブページと違ってGoogleの検索トップ画面はG+が独り占めできる。FacebookやTwitterのボタンと競争する必要がない。これまでGoogle+の弱点は「なぜ新しいソーシャルネットワークに加入しなければならないのか?」を明確に示せないところにあった。

一見すると子供だましみたいだが、愉快なドゥードルにG+を潜ませるのはソーシャル機能を一般ユーザーに浸透させるうえでなかなか有効な武器になりそうだ。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+)