2013年にはHTML5対応携帯の年間販売台数が10億に達する

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リサーチ会社のStrategy Analyticsが発表した最新のレポートによれば、2013年には全世界で10億台のHTML5対応携帯電話が販売されるという。ものすごい数だ! 2011年の販売台数は3億3600万台だった。当然ながら、この伸びの大部分は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各市場で占められる。またApple、Adobe、Google、Microsoftなどの有力ベンダーによるHTML5のサポートも大きな要因だ。

ちなみに、Strategy社が定義するHTML5対応携帯とはiPhone 4S始め、ウェブブラウザ中でHTML5の機能をフルサポートしている機種を指す。

Strategy社のエクゼクティブ・ディレクター、Neil Mawstonは「HTML5はクロスプラットフォームであるため関係する既存の有力企業もこのテクノロジーを無視することができなかったのだろう」と述べ、HTML5がフィーチャー携帯、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン、テレビから自動車にいたるまで多くのデバイスを融合させる触媒となっていることを強調した。同時にStrategyのThomasKangは「HTMLは依然としてまだ十分成熟したテクノロジーではない。APIの数もまだ少なく、AndroidやiOSのネーティブ・アプリに比べると機能は依然限定されている」と付け加えた。

HTML5対応のモバイル・デバイスの洪水を予言しているのはStrategyばかりではない。今年の夏、ABI Research も、2016までにはHTML5対応ブラウザを搭載したモバイルデバイスが年間21億台販売されると予測している。

World Wide Web Consortium (W3C)がHTML5の規格を正式決定するのは2014年だが、ABIはここ数年内に25種類のHTML5の機能が広く利用されるようになるだろうと予測している。これにはグラフィックス、データ・ストレージ、マルチメディア、ユーザー・インタフェースなどのカテゴリーが含まれる。

HTML5で新たに規定された規格のうちで、モバイル・デバイス上すでに広く普及し始めているのははHTML5ビデオだ。HTML5の急速な普及のためにAdobeがFlashfor Mobileの開発を中止することを先月発表したことは記憶に新しい。モバイルでのFlashの普及が遅れ、Adobeも正直に言えばHTML5分野の他のプロジェクトに関心が移ってしまったのだろう。

2013年に10億台か2016年に21億台かはともかく、HTML5の普及、それによる今日のウェブへは影響は今始まったばかりだ。北アメリカやヨーロッパのような重要な市場でのスマートフォンの普及にともなって、今日のウェブといえば多くのユーザーにとってはモバイル・ウェブを意味する。またHTML5は徐々にだがフィーチャー携帯にも採用されつつある。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+)