出会いのリコメンデーションを自然言語処理で高品質にするためTaggedがTopicmarksを買収

Taggedの使命は、知らない人同士がオンラインで出会えるようにすることだから、Aさんが好きになりそうな人で、しかもAさんを好きになりそうな人Bさんを見つけなければならない。というわけで同社は、自然言語処理と機械学習のTopicmarksを買収した。TaggedはTopicmarksの技術を使って同社の登録ユーザ1億人のプロフィールを分析し、関心や話題の共通する人たちをマッチングする。Topicmarksからは、CEOとCTOと3名のシニアエンジニアがキャッシュおよび株式と交換にTaggedに加わる。ただし同社の元々のサービスは、当面続けられる。
TaggedのCEO Greg Tsengによれば、買収価額はTopicmarksのシード資金の額15万ドルと、同社がぎりぎり出せる上限額との”中間ぐらい”だそうだ。どうやらそれはTopicmarksにとって、FacebookのGowalla買収について人びとが感じているような、お行儀の良い、慎ましやかな出口ではなかったようだ。
Taggedはこのところ、月間のアクティブユーザ1000万から2000万を維持していて、連続して4年利益が出ている。今年は社員数が50から150に増え、そのうちの17がTopicmarksとゲーム発見プラットホームWeGame、そしてソーシャルメッセージングクライアントDigsbyの買収によるものだ。Topicmarksの社員でTaggedに入らないのは1人だ。
Topicmarksの現在のサービス は、テキストをスキャンしてその短い要約を返す。処理の対象は、ニュース記事のリンク、RSSリーダー、デスクトップのファイル、そしてDropboxやBox.netのようなクラウド上のストレージサービスなどだ。しかしこれからはその技術が、Taggedのユーザのプロフィールやメッセージ、コメント、ステータスなどを読むことに向けられる。ユーザが話している話題、句読点やエモティコン(emoticon, 顔文字)の使われ方、書き方は都会的か田舎的か、などなどを識別する。そしてその分析データをもとに、お互いが相手に対して関心を持ちそうな”双方向的リコメンデーション”を作り出す。
Taggedは社内的にこれを、(音楽のではなく)”人のPandora”だ、と呼んでいる。もちろん、Pandoraよりはずっと複雑だが。Tsengの説明では、”Pandoraは音楽をリコメンドするが、音楽のほうは相手の人間を好きである必要がない”。友だちの提案は、正確で良質であればエンゲージメントも増し、サイトの滞留時間が増え、ユーザ間の相互接続によってTaggedが長時間の居場所になる。競合他社として、2011年のTechCrunch Disruptで優勝したShakerや、年商1億ドルで登録ユーザ数1億3000万のBadooなどがあるが、リコメンデーションの質ではTaggedがトップかもしれない。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))



