Google、ローカル・レコメンデーション・アプリAlfredのスタートアップ、Clever Senseを買収

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Googleはシリコンバレーのスタートアップ、Clever Senseを買収したことを発表した。Clever Senseはわれわれも何度か紹介してきたが、モバイル・アプリ、Alfredを提供している会社だ。Alfredは位置情報をベースに付近のレストラン、コーヒーショップ、バー、ナイトクラブなどを推薦するアプリだが、人工知能と機械学習アルゴリズムを利用してユーザー個人にカスタマイズされたレコメンデーションを行う。

金額など買収の詳細は明らかにされていないが、Clever SenseチームはGoogleのローカル・サービス事業部に即時加入することになるという。これは地域ビジネスのディレクトリでレビューも掲載されるGoogle Placesを管轄する部門だ。

Clever SenseのCEO、Babak Pahlavanは「Googleに参加できることになってうれしい。うれしいという言葉では表現できないほどうれしい。われわれチームにとって信じられないほどのチャンスが巡ってきた。それが起きた起き方もすごかった」と述べた。

多分彼が言おうとしたのは早かったということだろう。

なにしろ、Clever SenseがGrouponと買収の交渉をしていると報じられたのはほんの先週のことだ。もちろんPahlavanはこの点については当然ノーコメントだったものの、 GoogleはClever Senseの将来ビジョンに照らして理想的な移籍先だったと述べた。「結局われわれは新しいレベルに向かって進化したい。Googleでならそういうビジョンを皆と共有できる。Googleでなら今までわれわれがやっていた開発を、ただしはるかに大きなレベルで続けさせてくれる―レベルがどのくらい大きいか、考えると怖くなるくらいだ」

それではClever Senseのビジョンとはどんなものなのか? レストラン(バー、クラブその他)の推薦は出発点に過ぎない。同社はGrouponやLivingSocialなどが提供している割引クーポンの推薦にこのテクノロジーを利用することを考えていると語った。しかしさらにその先では地域で行われるスポーツやエンタテインメントなど各種の活動の推薦に応用することを考えているのではないだろうか(行動レコメンデーションのGoogle Schemerとの連携? Googleはこの点についてはコメントを避けた)。

個人別にカスタマイズされたレコメンデーションというアイディアはGoogleのセレンディピティ〔偶然に思いがけず有益な発見をする能力〕・エンジンというコンセプトに合致する。GoogleのMarissa Mayerもこの点に言及したことがある、Mayerは「Googleは携帯電話の位置情報に基づいてセレンディピティを提供することを考えている」と語った。今年に入ってMayerは「こうしたテクノロジーは2年以内に姿を現すだろう」と示唆した。

Clever Senseの買収でセレンディピティ・レコメンデーションの実現がさらに近づいたのかもしれない。Clever Sense自身も、Google内で従来の路線をさらに大きなスケールで継続できるとよいのだが。

ただしGoogleにはスタートアップを買収したものの、結局捨ててしまうという例(Jaiku、Slide、Aardvark、その他)が多い。Googleの広報担当者は、Alfredは「予見しうる将来」ずっと運営を続けると述べた。 そうであることを祈りたい。

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+)