Android携帯にてエモティコンでのメッセージングを可能にするZlango、提供開始から4ヵ月で100万利用者を獲得
ちょっとお間抜けな感じながら、楽しくもあるアイコン式メッセージングアプリケーションのZlangoが、提供開始から4ヵ月で米国内100万人の利用者を獲得した。利用者の数はAndroidアプリケーション版での話だ。ZlangoにはAccelおよびBenchmark Capitalが出資をしている。サンフランシスコにオフィスを開いて、2011年10月からアプリケーションの提供を開始している。Zlangoによれば、全利用者数は500万人に達しているのだという。
Zlangoがこのような短期間で大勢の利用者を獲得したというのはすなわち、Android利用者はAndroidのコアコンポーネントを置き換えるようなアプリケーションを気に入る傾向が強いということを示しているようだ。Zlangoの場合、標準のテキストメッセージ機能にほんのちょっとした工夫を追加しただけのものだ。単語を入力していくと単語を置き換えるためのアイコンが表示される。文章中の単語の一部をこのエモティコンやピクトグラムに置き換えながらメッセージを作成していく。対象はもちろん若年層ということだろう。30代にもなって、こうしたアプリケーションでメッセージを送ろうなんていう人はよほどのナルシストか何かだろうと思う。それはともかく、このアプリケーションのヒットの背景にはなかなか面白い事実がある。というのも、これまでAndroidアプリケーションで大ヒットをおさめるものというのは、iPhoneアプリケーションを移植した、一般向けのアプリケーション(たとえばAny.DOなど)やユーティリティ系のものだった。Zlangoのように特定の、若年者層のみをターゲットにしたアプリケーションが注目を集めることはなかったのだ。
比較のために記しておくと、成功例であるAny.DOは、50万ダウンロード達成に30日間を要している。またEvernoteのSkitchのように知名度のあるアプリケーションでは、公開後3ヵ月半で350万ダウンロードを達成している。そうしたものと比較すれば4ヵ月で100万というのは驚くべきものというわけではない。しかしそれでもなかなかの数字であるとはいえる。とくに年配層へのアピールを切り捨てている中での数字としてみれば、一層興味深いものと思える。
Zlangoは現在25言語をサポートし(訳注:日本語には対応していない様子)、20ヵ国で利用できる。世界中で90億ものアイコンを提供しているという計算になるのだという。人気を集めているのは欧州、アジア、そして米国なのだそうだ。アプリケーションはBlackBerry版、Nokia版、そしてJ2ME版がある。Android Marketではこちらから入手できる。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)


