Googleが協力してくれた人に礼金を払って詳細なWeb利用実態調査を

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GoogleはインターネットユーザのWeb閲覧習慣について知り尽くしているので、もうこれ以上知りたいことはないはず、と思う人もいるだろう。ところが!実は、知らないことがたくさんあるのだ。しかもそれらは、必ずしも、Googleが知りたくないことではない。

昨夜(米国時間2/7)Googleは、同社のChromeブラウザのエンドユーザレベルでの使われ方…訪れるサイト、滞留時間、閲覧目的、などなど…を知るための、二つの調査計画を発表した。同社は、まるでNielsenの一族みたいに、協力ユーザに礼金を払う。なにやら小さな箱〔ルータ、後述〕も、くれるらしい。

Search Engine Landが最初に気づいた”lightweight”オプションは、“ユーザが訪れたサイトとそれらの使い方をGoogleと共有する”Chromeブラウザのエクステンション(拡張機能)で、これに登録するとAmazonのギフトカードで5ドルもらえる。さらにその後、3か月ごとに5ドルずつもらえる。西部開拓時代の金(きん)ほどの魅力はないが、でも、やってみようと思う人はいるだろう。礼金の上限額は25ドルだが、長期間協力してくれたユーザへの謝礼は、今後別途検討するそうだ。

もう一つの、こちらは非公開のオプションは、某内通者がArs Technicaにたれ込んだネタだ。それは、企業のためにWebサイトの訪問者や顧客の動向を調査しているKnowledge Networksと提携して行う、アンケート調査だ。よくある、“このアンケートにお答えいただくとiPadが抽選で当たります”的なやつだ。Knowledge Networksが持っている調査対象リストから2500世帯を選び、調査協力の謝礼として最初に100ドル、その後毎月20ドルをもらう。

後者の調査対象者には、Ciscoの“ハイエンドルータ”が送られてくるので、それをまずインストールする必要がある。そのルータには、ユーザの使用履歴を詳細に記録するファームウェアが仕込まれているのだろう…その件は対象者向けの要綱に明記されていないが。いつNetflixで何を見たか、Torrentで何をしたか、どんなゲームをしたか、全部ばれてしまうのか? ブラウザで送受するデータをすべて見られるのかもしれないが、それが何と何であるかを正確詳細に知っていない人も多い。当然ながら、この調査にボランティアで志願する人はいないだろう。

匿名モード(シークレット/プライベート)で見たときも含めて、すべてのデータが記録されるが、“個人を同定できる情報”に結びついてはいない、とGoogleは言っている。これを聞いて安心する人も、ぞっとする人も、いるだろう。そして、匿名化された個人データは“研究機関や広告主、パブリッシャー、プログラミングネットワーク”などで共有されるそうだ。

これは調査のやり方としてはふつうだが、家庭内のハードウェアを使ってビット単位のデータを収集するのはおもしろい。とんでもないプライバシーの侵犯だと怒る人も多いだろうが、同時に、どうせすでにいろんな情報が取られているのさ、と意に介しない人も多いだろう。ちょっとしたお小遣いがもらえて、嬉しい家庭も多いはず。

でも、このような(礼金つきの)調査の対象になることに意識的にOKした人びとの集団と、もっと一般的なネットユーザでは、閲覧習慣が同じではないだろう。価値ある調査であることには、変わりないけど。

この調査の詳細はまだ発表されていないが、アップデートや登録はここでやっている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))