バレンタインデーのGoogleドゥードル・アニメはこうして作られた(ビデオあり)

昨日のバレンタイデーにGoogleは今まででいちばん野心的なドゥードルを作った。Googleロゴをクリックすると1分間の少年と少女の恋の物語のアニメが表示される。この物語ではいくらGoogle検索しても解決できない問題があることが示される…。
ドゥードルのビデオは下にエンベッドしてある。このすばらしいアニメを作ったのは以前Happy Tree Friendsに参加したこともあるアニメータのMichael Lipmanで、Doodleチームは彼にアニメ絵コンテ送ってフルアニメを製作するよう要請した。私はLipmanにインタビューしたが、「ものすごくきついスケジュールだった」という。Lipmanがこの長さのアニメを製作するには普通9週間から10週間かかる。しかしGoogleが連絡してきたのは1月の中旬で、残すところわずか3週間しかなかった。
Googleは電話をかけてきてこう言ったそうだ。「他のことは全部ストップしてくれませんか? われわれはあなたに世界中の何億人もの人々に見てもらえるようなアニメを作ってもらいたんです」。これは断れなかった、とLipmanは言う。
9時から5時まで仕事して週末は休むというようなスケジュールでできる仕事ではなかった。ひっきりなしの作業が続いた。Googleのアーティストたち(主としてWillie Real)はすでにデザインとストーリーを作り上げていて、非常に協力的だった。Lipmanが自分のアイディアを付け加えるのも歓迎してくれた。たとえば30秒あたりで動物の形の風船がポンと弾けてしまうが、あの部分はLipmanだ。
アニメのBGMに流れる曲はハンク・ウィリアムズの往年のヒット、“Cold, Cold Heartのトニー・ベネットのカバーだ。これもナイス・タッチといえよう。ベネットはドゥードルのファンで喜んで協力してくれたらしい。
過去の長時間タイプのドゥードル・プロジェクトではジョン・レノン、フレディー・マーキュリー、チャールズ・チャップリンの誕生日が祝われてきた(もちろん長時間といっても1、2分だが、普段のドゥードルに比べれば野心的であることに変わりない)。Lipmanは「Googleが将来もこういうプロジェクトをやってくれるといいね。そのときはぜひまた私を雇ってもらいたいものだ」と語った。Lipmanによれば、10年前には多くの企業が今よりずっと気前よくデジタル・アニメータのパトロンになってくれたものだという。
「私はオンライン・ゲーム産業でここ10年働いてきたが、久しぶりでストーリー作品に戻ってみてその素晴らしさを改めて感じた」とLipman。私にはLipmanが愛するスーリー・アニメに再会できたことも素敵なバレンタインデーのエピソードに思えた。”
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)


