結婚式関連のビジュアルを集め、Pinterest風「インスピレーションエンジン」を提供するLover.lyが50万ドルを調達
Lover.lyというサービスがある。これはPinterestにも多少似たところのある、結婚式のための「インスピレーションエンジン」とでもいうべきサービスだ。このほどこのLover.lyが、Joanne Wilson、Michael Edwards、Michael Yavonditte、Charles Smith、Anu Duggal、Jordan Levy、およびRick Webbから50万ドルの資金を調達した。
サービスの提供開始は2011年秋のこと。主に花嫁向けで、ウェディングのアイデアなどを探したり保存しておくことができるようになっている。もちろん想定利用者は花嫁のみということではなく、関連サービスベンダーや結婚式そのものが好きな人もさまざまなアイデアを得たり、仕事を頼むべきプロを見つけたり、あるいは買っておく必要のあるものを記録しておくこともできる。さまざまなアイデアはPinterest風にボードにまとめておくことになる。このボードを公開することで、利用者同士の間でもいろいろなアイデア交換ができるようになるわけだ。サイト編集者や利用者によって、現在までに130,000枚の画像が保存されている。ちなみにLover.lyには、利用者が作成したボード以外にも、編集者が作成したボード(ビーチウェディング用のウェディングドレスや新婚旅行に関するものなど)も種々登録されている。
画像の収集ないしタグ付はLoverl.yの開発したタグ付システムにより行われ、色、スタイル、季節、場所、用途(フォトグラファー向け、プランナー向け、ドレスデザイナー向け、フローリスト向け、デザート、レンタル、施設等)など、4つから20個ほどもタグが付けられていることが多い。登録されている画像はカテゴリないしサブカテゴリでの検索を行うこともできるようになっている。
本サービスを立ち上げたのはKellee Khalilだ。兄弟の結婚式の手伝いをしていて、目的のサービスなどを探したり、メモを残しておいて管理したり、あるいは他の人と共有してアイデアを出し合うというようなツールもない中、数多くの情報を扱わなければならず非常に困惑し、かつフラストレーションを感じたとのこと。それでこのLover.lyを立ち上げたという次第だ。
上にも書いたが、本サービスはいろいろとPinterestに似ている面がある。しかしKhalilはLover.lyとPinterestは表裏の関係にあるのだとしている。つまりPinterestは広い範囲の情報を扱うことを目的としていて、情報のふるい分けが難しい。一方Lover.lyはウェディング情報に特化して、情報の範囲をごく限定的に絞っているというのがその理由だ。

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(翻訳:Maeda, H)


