調査結果:ヨーロッパの医師の1/4が、iPadを専門目的に使用している
はじめに注意点を。このデータを集めたManhattan Researchの調査は、インターネット上で行われたため、当然結果の偏りが予想される。しかし、それを考慮に入れてもこれは迫力あるデータである。
調査によると、EU諸国の医師 ― 一般開業医および専門医 ― の1/4強が、iPadを医療目的に使っている。これは、元々コンテンツ消費を目的に作られ、医療現場向けに強化されていないデバイスとしては、大きな数値だ
。
そして、実際医師たちは主としてそれをコンテンツ消費のために使っているようだ。彼らの「業務インターネット時間」の1/4がそのために費されており(未だに55%はデスクトップ)、記事を読んだり、患者にネット上の資料を見せたりしている。今のところ、医療向けiPad用生産性ソフトウェアの市場は、事実上空白状態だ。医師たちはiPadを使ってはいるものの(さらに40%が6ヵ月以内に購入予定)、医療補助機器というよりはポータブル・ウェブブラウザーとしてである。
iPad用の医療アプリやサービスもいくつか計画されているが、医療機関の動きは決して早くない。多くの病院が未だに1990年代かそれ以前のシステムを利用していて、アップグレードには努力と資金が必要だ。また、プライバシーや電波、文書などの基準も整備する必要があり、これも一夜にしてできることではない。
今のところiPadは、必要な情報を患者に見せたり、最近の論文を事務所に戻らずに読んだり、簡単なメールをするのに便利なポータブル画面にすぎない。医療コミュニティーのニーズに答えるためには多大な開発時間が必要になるだろうが、この足がかりは、Appleの近未来にとって非常に価値あるものになるかもしれない。
[via TUAW]
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(翻訳:Nob Takahashi)


