今のネットショッピングはジャングル探検なみに疲れる–それをすっきり解消するFindTheBest

AudiListing

FindTheBestはDoubleClickの協同ファウンダKevin O’Connorが率い、Kleiner Perkinsが資金を提供しているスタートアップで、消費者に、これまでの買い物〜買い物情報サイトよりもずっと豊富なデータを、分かりやすく構造化して提供することをねらっている。今回同社は、この哲学を、同社にとって新しい市場である案内広告(三行広告, classified ads)に適用する。

“案内広告は、改良の余地が大きいね”、とO’Connorは言う。“これまでの案内広告を見て物を買うのは怖いよ。自分が一体何を買ってるのか、本当のところが分からないからね”。

何が欠けていたのかというと、それはコンテキストだ、と彼は主張する。今の消費者はたとえば、オンラインで中古車を買おうとすると、リーズナブルな価格はどれぐらいか、走行距離はどれぐらいが目安か、などなど基本的な情報を知るために自力で長時間調べなければならない。そこで、FindTheBestがお助けに参上する。同社の案内広告で検索をすると、そういった基本情報をすべて比較できる「物件表」が表示される。

その表の中の個々の物件をクリックすると、さらにおもしろいことが始まる。たとえばAudi A4をクリックしたら、その年式のその車種、さらに2011年型セダン全般の、平均価格が表示される(さっきクリックしたAudiが平均より高ければ、それには何か特殊装備やオプションがあるべきだ)。表中では、重要な仕様のいくつかが高輝度表示される。しかもCraigslistのようなお粗末な説明ではなく、FindTheBestはデータから説明を自動的に生成する。たとえば上のAudiなら: “この中古の2011年型Audi A4はお値段が36,988ドルで、同型同年式の中古車の平均より2,410ドル高く、…..”、となる。O’Connorによれば、同社の基本哲学は、“事実情報をコンテキストの中に置くことによって物語を作ること”だ。

たとえばアパートなら、同じ都市の類似のアパートを比較でき、仕事なら同じ仕事の賃金を比較できる。もちろん、これでぼられる、あるいはカスを掴まされる可能性が完全にゼロになるわけではないが、消費者が手にする情報量は相当多くなり、しかもその多量の情報の前で途方に暮れるのではなく、分かりやすくて役に立つ。

今のFindTheBestは物件情報を数社の提携先から得ているが、ほかに一般公開情報からのデータも多い。今後は、FindTheBestに直接、売ります情報をポストできるようにしたい、と O’Connorは言っている。

〔余計な訳注: 消費者を長時間インターネットの上でくたびれさせないためには、ニューズアグリゲータならぬショッピングアグリゲータが、日本にもぜひ必要と思います。ヤフオク、楽天、Amazon、価格com等々、主立ったところをすべて、アップツーデートでアグリしてほしいと思います。〕

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))