調査報告:2012年、映画はストリーミングがディスクを越える
シャンパンを開けて帯域を増やそう、2012年はついに円盤を捨てる年だから。Bloombergのレポート、IHS Screen Digestによると、今年は映画をディスクで見る人よりも、ストリーミングて見る人の方が多くなる。これは高密度光学メディアの意外に早い終結を意味する転換点だ。今年ストリーミングは延べ34億タイトルに増える見込みだ。昨年は14億タイトルだった。一方ブルーレイとDVDの消費は24億本で頭打ちだ。
また同調査は、AmazonとNetflixが、有料オンライン映画利用の94%を占めていることも報告している。
ちょっと笑えるのが、IHSレポートの報告者、Dan Cryanがこう解説していること。「しかし遷移には時間がかかるだろう。iTunesが始まってからほぼ9年たった今でも、CDは音楽ビジネスで決定的な役割を果たしている」。彼は「2001年の音楽ビジネス」と言いたかったに違いない。
たしかに、DVDやCDを買う人は今でもたくさんいるが、ブルーレイはすでに停滞間近だ。最新のスマートテレビや低価格のセットトップボックスで同じ高画質が見られるなら、誰が光学メディアのHD映画に投資するというのか。途上国は間違いなく未だに殆どが光学メディアだが、ブロードバンドの速度が上がれば、それも急速に変わる可能性がある。多くの主要な映画作品が公開後間もなく ― 合法にせよ違法にせよ ― デジタル形式で入手できることを考えると、上映終了後何ヵ月もたってからのDVDは、どうみても新鮮さに欠ける。
[画像: Dedyukhin Dmitry /Shutterstock]
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)


