PhoneDeckは小企業にとって超便利, 離婚調停弁護士にも?

前に電話で住宅ローンの営業をやってたことがある。古いけど機能的にはまともな、Web上の電話システムを使って、1日に100人以上に電話をする。そのシステムは、導入も、そして専門のサポートスタッフの人件費も、会社にとって大きな負担だった。PhoneDeckなら、それをほとんど無料でできる。しかもAndroidやS40の携帯電話で直接使える。これぞまさに、ディスラプション*だ。〔*: disruption(名), disrupt(動), 革新的な破壊。〕
Mike Butcherが昨日、PhoneDeckの最近のロンチを速報した。この、昨年各地で行われたスタートアップイベントを総なめしたスタートアップは、ユーザの携帯電話の利用状況を表す統計や、携帯に対する遠隔操作を提供する。また、同社のWebサイトから(==ユーザのデスクトップのブラウザから)携帯でテキストメッセージを送受でき、電話もかけられる。電話がかかってくるとコンピュータの画面にポップアップが出て、その電話に出るか、留守電に回すかのオプションを選べる。連絡先〜電話帳のデータや携帯の利用履歴は、モバイルとWebのあいだでつねにシンクされ、そして携帯のあらゆるデータをWebから見られる。
使い勝手も良い。電話がかかってきてからポップアップが出るまで、一瞬の間がある。それはなくしてほしい。でもそれ以外ではとくに問題ないし、使うべき人が使えばとても強力な無料のツールだ。
小企業は、このような電話サービスにかなりのお金を投じることが多い。マーケターや営業は、そういうサービスを使って迅速かつ効率的に大量の電話をかける。請け合うが、複数の人に電話をするときは、ヘッドセットをかぶってコンピュータの画面上のボタンをクリックするほうが、携帯をふつうに使うよりずっと楽だ。
PhoneDeckには、必要な機能がすべて揃っているようだ。出られなかった電話にはテキストメッセージで簡単に返事を送れる。電話番号は、携帯のコンタクト上のでも、一度だけかかってきたやつでも、その位置や、出た/出られなかった、かけた/かかってきた、などの詳細データ付きで表示される。本誌のDevin Coldeweyは、“こんな機能は誰にも必要ない”と言うが、でも仕事で頻繁に電話を使う人は、個人でも小企業でも、PhoneDeck を日常的に使えば仕事の効率を上げられるし、また営業状況などに関する貴重なデータが得られる。
PhoneDeckのユーザになると、コンタクトや電話利用の履歴などのデータの、セキュリティが心配になる。昨日の速報記事のコメントで誰かが、そのデータを盗み見できたら、相手の浮気を疑っている夫婦や、離婚調停弁護士にとって便利だ、と言っている。そのAndroidアプリはインストールに3分しかかからないし、それですべてのデータがWebにアップロードされてしまう。アプリを携帯から削除しても、データはWeb上に残る。こわいね。
というプライバシーの問題はさておき、PhoneDeckは、多くの人たちが高い費用を投じている問題への、無料のソリューションでありえる。自分の携帯を家の中のどこに置いたか思い出せないときは、それまでかかってきた電話やテキストメッセージを知りたくても、途方に暮れるだけだった。しかも、ビジネスでは時は金なりだから、電話利用の効率を上げられれば、とても助かるはずだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))



